キャンペーン【タイムクエスト】を利用した利益の出し方を考察
今回は、前回に引き続き、タイムバンクで利益を出す方法として、キャンペーン【タイムクエスト】を利用した方法を紹介します。
前回はこちらです。
タイムクエストは2018年5月31日に第一回が行われて以降、「タイムロワイヤル」と交代で、週に一回のペースで行われています。タイクムエストの報酬はタイムロワイヤルのそれと基本的に変わりありませんが、タイムクエストは非常に手間がかかります。その分、買い入れなければならない金額自体は少ないため、損失リスクは小さいと言えます。
今回は、そんな「タイムクエスト」の概要や、利益の出し方、コツなどをお伝えしたいと思います。
【タイムクエスト】の概要
キャンペーン内容
タイムクエストでは、キャンペーン期間中に「取引が成立した銘柄の数」を、参加ユーザー全員で競います。そして、キャンペーン終了時の上位15ユーザーに福引チケットや賞金などの報酬が与えられます。
報酬は基本的に福引チケットで、まれに賞金が組み込まれることがあります。以下は報酬の一例です。

一位の報酬は上記のように賞金であったり、あるいは福引チケット300枚程度だったりしますが、基本的に3万円相当の報酬です。ただし、開催期間が長い場合(一週間など)は全体的に報酬が多くなります。
参加方法
キャンペーンが開始されても自動的に参加できるわけではありません。参加方法は非常に簡単で、アプリのバナー上に表示される「タイムロワイヤル」のバナーをタップしてキャンペーンページに移動し、下の方にある『キャンペーンネーム』欄に任意の名前を入力し、利用規約に同意して参加ボタンを押すだけです。

上位を狙うつもりが無くても、参加しているだけで購入手数料がキャッシュバックされるので、キャンペーンが開始されたら必ず参加しておくことをお勧めします。
開催されるタイミング
タイムクエストは、毎週1~2回というペースで開催されていて、現在(2018年7月)は別のキャンペーン「タイムロワイヤル」と入れ替わりで開催されています。期間は基本的に2~3日で、すぐに終わるので手軽に参加できるのキャンペーンです。

タイムクエストでの利益の出し方
タイムクエストで戦うための基本的な取引方法
タイムクエストは非常に手間のかかるキャンペーンではありますが、時間さえ惜しまなければ比較的容易に上位に食い込むことができます。
というのも、「時間がかかる」というところで上位を狙う参加者が相当絞られ、銘柄数を買いさえすれば自然と上位を獲ることが可能です。
やり方はいろいろ考えられますが、以下、私のやり方を紹介します。
タイムバンクに上場している全銘柄をチェックするので、忘れないようにメモを取りましょう。
②全銘柄を売買
銘柄コードの小さい順に、10秒ずつ時間を買い、すぐに同値で売りに出す。
③買わなかった銘柄をメモ
売りが無かったり、10秒でも高すぎて買いを見逃したりなどした場合は銘柄コードをメモしておく。売りが無かった銘柄にはストップ高で買いを入れておきましょう。
④未購入銘柄の検討
全銘柄について①~③が終わったら、あとはメモした未購入銘柄をどうするか決めるだけです。ただし、買える銘柄は買っておかないと、最後に抜かされる可能性が高まります。
書くと簡単なのですが、「②全銘柄を売買」が非常に時間がかかり、かつ単純作業なのでけっこう辛いです。300銘柄近い数を売買した時は2時間ほどかかりましたが、平日にそれだけの純粋な作業時間を捻出するのは大変です。ただ、それだけライバルが少なくなりますので、時間があるならチャンスです。
かかる費用
購入手数料は後にキャッシュバックされるので、費用としては「売却手数料」と「購入時間の売買損失」です。
「売却手数料」については、大まかに下記計算式から算出できます。
売却手数料=全銘柄の価格合計(円/秒)×10(秒)×0.01(%)
全銘柄の価格合計は、タイムバンク速報の方で提供しているリワード「タイムバンク市場データと分析データの提供」を利用してデータを取得して頂くか、あるいはトーク機能からご質問頂ければご回答します。
※7月時点では、売却手数料は1000円程度を見込んでおけば間違いありません。
「購入時間の売買損失」についてはケースバイケースで、買った価格と同価格で売れることもあれば、売れずに損失が発生する場合があります。個人的な考え方ではありますが、上位を狙うのであれば1000~2000円ほどは損失を見込んでおいて良いと思います。上位の報酬は数万円相当ですので、それくらいの損失なら影響は軽微です。
キャンペーンで得られる報酬
キャンペーンでの報酬は開催回によって変わりますが、一例としてご紹介します。報酬内容は福引チケットだったり現金だったりしますが、金額換算するとほぼ同じくらいになりますので、ここで紹介している金額換算を目安にしてもらえれば大丈夫です。
1位:福引チケット300枚=30000円
2位:福引チケット250枚 =25000円
3位:福引チケット200枚 =20000円
4位:福引チケット170枚 =17000円
5位:福引チケット150枚 =15000円
6位:福引チケット120枚 =12000円
7位:福引チケット100枚 =10000円
8位:福引チケット75枚 =7500円
9位:福引チケット50枚 =5000円
10位:福引チケット25枚 =2500円
11位:福引チケット20枚 =2000円
12位:福引チケット15枚 =1500円
13位:福引チケット7枚 =700円
14位:福引チケット5枚 =500円
15位:福引チケット3枚 =300円
福引チケットの1枚の価値は市場の状況によって左右されるのですが、大体1枚100円として考えれば良いと思います。
なので、1位は報酬3万円、2位は2万5千円、・・・、という具合になります。将来的に報酬が福引チケットや現金以外になる可能性もありますが、利益目的であれば金額換算して考えていきましょう。
ちなみに、福引200枚を引いてみた結果は「5月月次レポート」に記載していますので、こちらも参考にしてみて下さい。
タイムクエストで見込むことができる利益
以前私が参加した時には2位を獲得し、福引チケット250枚を取得しました。かかった費用としては、損切り分含めて約5000円でしたので、およそ2万円ほどの利益となりました。
未購入の銘柄をしっかり管理し、高額銘柄でもためらいなく買い進めていけば上位は比較的狙いやすく、費用数千円で1~3万円分の報酬が狙えます。
ただし、購入銘柄数が並んだ場合、購入秒数が多いほうが上位となりますので、1位や2位を狙うあまり泥沼の戦いに陥らないよう注意が必要です。上位に食い込んだからには、場合によっては戦わなければならないですが、必要のない銘柄を大量に保有してしまうのは基本的に避けるべきだと考えています。資金が拘束されますし、手数料の費用も嵩みます。
タイムクエストのコツ
リスクを最小限にするために最も大事なことは、開始直後にすぐに取引を開始し、他ユーザーが購入を進める前に買った分を売りに出すことです。特に、高額銘柄は売れ残った場合の損失可能性が大きいため、真っ先に買い→売り注文を済ませておくことをお勧めします。それにより、のちに追随してきた競合が買ってくれるため、売却損失の可能性を最小限にできます。
また、上にも書きましたが、未購入銘柄の管理は非常に大事です。管理に失敗すると、全銘柄を購入したはずが漏れがあり、全銘柄を購入したユーザーに負けてしまう事態になってしまいます。大量の銘柄を取引するので、取引履歴から未購入銘柄を探すのは非常に時間がかかり、「時間」という資産の損失となります。そうならないために、タイムクエストに参加する場合は銘柄の管理をしっかり行いましょう。
まとめ
タイムクエストは時間さえかければ上位を狙うのは比較的容易です。また、購入しなければならない総額は10万円程度(2018年7月現在)で、タイムロワイヤルと比較すると非常にお手軽な取引金額です。初心者でも上位を狙える可能性が十分にありますので、まだ参加したことが無いという方はぜひ一度参加してみてはいかがでしょうか。
ただし、その時々の状況によっては損失になる場合もありますので、ご注意ください。
今回は以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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