マルイのエポスカードで投資できるtsumiki(つみき)証券に、実際に3ヶ月間投資をしてみました。
つみき証券の最大のメリットは、投資額に応じてエポスポイントがもらえる事です。
ポイント付与率分(0.1%〜0.5%)を投資した瞬間に儲かるのは大きなメリットだと感じます。
また、今回の投資実績では運用益もかなり出る好成績でした。
本記事では、つみき証券で投資をした3ヶ月間の実績を詳細に解説していきます。
目次
tsumiki(つみき)証券で3ヶ月運用した結果
さっそくですが、つみき証券で3ヶ月積立てた実績を紹介します。
- 投資金額:月1万円×3ヶ月=3万円
- 損益:+880円(+2.9%)
- 獲得ポイント:30ポイント(30円相当)
- 総利益:+910円(+3.0%)
積立設定→月1万円に設定
つみき証券では月3,000円~50,000円の範囲で積み立て投資ができます。
今回は月1万円で設定し、3ヶ月で3万円を投資してみました。
+880円(+2.9%)の含み益
投資を開始してわずか3ヶ月ですが、+880円の利益になりました。
新型コロナで株価が安い時にスタートできたのが良かったようです。
エポスポイントも30ポイント獲得
つみき証券のメリットは、投資額に応じてポイントがもらえるところです。
初年度は投資額の0.1%がもらえ、2年目は0.2%、3年目は0.3%、といった具合にもらえるポイントが増えていきます。
5年目の0.5%が最大となります。
長期投資は年5%取れれば良い方ですので、投資した時点で0.5%の利益になるのはかなり大きいです。
合計利益は+910円
含み益と獲得ポイントを足した合計利益は910円となりました。
3ヶ月で+3%はかなり良い成績です。
ただし、新型コロナで相場は不安定ですので、調子が悪くなれば利益が下がってしまう可能性もあります。
(追記)14ヵ月の運用で+7.6%に到達!
本記事を書いてから14ヵ月が経ちましたので、その後の経過報告です。
金融緩和による株高の追い風を受け、14ヵ月時点で+7.6%という好成績をたたき出しています。
継続して月1万円を積み立て、合計14万円の投資額に対して+10,574円の利益となっています。
今後も定期的に損益状況をアップデートしていきます。
tsumiki(つみき)証券で積み立てた商品
人気の「ひふみプラス」に投資
最初の3ヶ月は投資信託として人気の「ひふみプラス」に投資してみました。
「ひふみプラス」はハイリスク・ハイリターンの株式中心。
日本株・米国株の優良銘柄に投資し、できるだけ多くのリターンを得ようとする投資信託です。
ひふみプラスを選んだ理由
ひふみプラスを運用しているレオス・キャピタルワークスはテレビ東京「カンブリア宮殿」にも取り上げられたことのある話題の投資会社です。
ひふみプラスに投資することで、優れた銘柄選別の恩恵を受けることができます。
また、月1万円程度の少額ではある程度のリスクを取らないと大した利益になりません。
コロナで株価が下がっていたこともあり、リスクを取ってひふみプラスに投資しました。
tsumiki(つみき)証券の運用成績詳細
資産の推移
3ヶ月間の資産の推移がこちらです。
階段状になっているのは、積立したタイミングで+1万円されるためです。
変動が小さいので見ずらいですが、タイミングによっては元本を割り込んでいます。
今はちょうど上昇したタイミングですね。
積立実績の詳細
これまでの積立履歴がこちらです。
積立は毎月7~10日に行われます。
日付がばらばらな理由はよく分かりませんが、タイミングを見計らっているのかも知れませんね。
tsumiki(つみき)証券でおすすめの投資信託は?
つみき証券では4つの投資信託が扱われています。
- セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
- セゾン資産形成の達人ファンド
- コモンズ30ファンド
- ひふみプラス
どれも優れた投資信託ですが、一長一短ありますので、投資方針ごとにおすすめを紹介していきます。
じっくり投資派・・・「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」
手堅さで言えば、世界に分散投資する「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が無難な選択肢です。
低リスク低リターンの債権、高リスク高リターンの株式に半分ずつ投資するファンドで、リスクとリターンのバランスが取れたファンドだと言えます。
手数料が年0.57%±0.02%と安いのもメリットです。
「バンガード」は運用資産残高600兆円を誇る世界的投資ファンド。
投資先として申し分なく、つみき証券でのファンド選びに迷ったら「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」を選んでおけば間違いありません。
リスクを取って利益追及・・・「ひふみプラス」
上でも紹介しましたが、リスクを取ってリターンを求めるなら「ひふみプラス」がおすすめ。
2012年の運用開始から6年で4.4倍になった実績があります。
これは他の投資信託よりかなり良い成績です。
手数料は年0.98~1.078%。株式に投資するアクティブファンドとしては平均的です。
最近は急騰した反動で冴えない成績ですが、コロナ後の巻き返しに期待しています。
株価が大きく上昇したことでハイリスク・ハイリターンのひふみプラスが好成績を出しています。今後の伸びにも期待です。
日本の有名企業に投資したい・・・「コモンズ30ファンド」
コモンズ30ファンドは日本の超有名企業に集中投資していることが特徴です。
将来有望で利回りも十分な安定株に投資し、値上がりと配当を取りに行く野心的なファンドです。
投資先としては、三菱商事、エーザイ、楽天、ヤマト運輸、資生堂、セブン&アイなど。
知っている企業の業績によって成績が変動するため、リアルな感覚で投資できるのがメリットと言えます。
正直おすすめできない投資信託・・・「セゾン資産形成の達人ファンド」
つみき証券の4つの投資信託でおすすめできないのが「セゾン資産形成の達人ファンド」です。
この投資信託ですが、運用成績が良くない割に手数料が高いのが特徴で、投資する魅力を感じません。
手数料は年1.35%±0.02%と、「ひふみプラス」「コモンズ30ファンド」より1.3倍以上の年率です。
手数料が高ければそれだけ良い成績が求められますが、これまでの実績から考えるに、投資対象として選ぶことはおすすめできません。
tsumiki(つみき)証券に3ヶ月投資した実績まとめ
つみき証券をやっている投資家は少数派で、まだ口コミや評判が多くありません。
私が実際に3ヶ月投資してみた結果、ポイント獲得も含めると悪くない投資サービスだと思いました。
投資成績自体はファンドに依存しますが、投資した瞬間にポイントがもらえるのは大きなメリットです。
また、選択肢が4つしか無いというのは初心者にとって分かりやすく、しかも良質な投資信託が選ばれていることからも、これから投資をはじめたい人におすすめできる投資サービスですね。
エポスカードを持っている人は試しに始めてみてはいかがでしょうか。
2021年7月で運用14ヵ月目となりました。株高の影響でtsumiki証券の資産が+7.6%増加し、+10,574円の利益となっています。