エポスカードで投資できるtsumiki証券(つみき証券)とは?評判・運用実績・手数料まとめ




丸井グループが運営するtsumiki証券(つみき証券)は投資額に応じてポイントが還元されるため、丸井のクレジットカード「エポスカード」を持っている人が投資をはじめるのにおすすめできる投資サービスです。

評判が少ないので微妙な投資サービスかと思いきや、実際にやってみたところ、投資額の最大1%がポイントでもらえたり、優秀なファンドに投資できるなど多くの優れている点があることが分かりました。

本記事では、つみき証券の仕組み、手数料、ファンドの運用実績などについてわかりやすく解説していきます。

tsumiki証券(つみき証券)とは?

つみき証券とは、デパート「マルイ」で有名な丸井グループが運営する投資サービスです。

丸井が発行するクレジットカード「エポスカード」で月々3,000~50,000円を投資することができ、年間の積立額に応じてポイントがもらえることが特徴です。

また、エポスゴールドカード(あるいはプラチナカード)保有者にはさらに恩恵があります。

エポスゴールド(プラチナ)カードでは年間の利用額に応じて「ボーナスポイント」がプレゼントされますが、つみき証券への投資額はエポスカードの利用額に合算され、投資だけでボーナスポイントを獲得することも可能です。

つみき証券の概要
  • ・丸井グループが運営する投資サービス
  • ・「エポスカード」でのみ投資することができる
  • ・投資額に応じてポイントが付与される
  • ・ゴールドカード(プラチナカード)保有者は「ボーナスポイント」獲得に必要な年間利用額に投資分を加算できる

tsumiki(つみき)証券で投資するメリット

まずはつみき証券に投資するメリットについて解説します。

メリット① 投資額に応じたポイント還元

つみき証券に投資するたびに0.1〜0.5%のエポスポイントが貯まります。

つみき証券のポイント付与率
  • 1〜4年目:0.1%
  • 5年目以降:0.5%

5年目以降の0.5%ポイント還元はかなりの魅力です。

つみき証券での運用手数料は年0.55〜1.38%ですので、手数料の安い投資方法を選べば1年分の手数料がほぼ無料になる計算です。

メリット② ボーナスポイントがもらえる

エポスカードのゴールド・プラチナ会員は年間利用額に応じてボーナスポイントがもらえますが、つみき証券への投資額はこの年間利用額にカウントされます。

エポスカードのボーナスポイント
  • 年間利用額50万円以上 :2,500ポイント
  • 年間利用額100万円以上:10,000ポイント

つみき証券には月最大5万円、年間で60万円を投資できますので、やろうと思えば2,500ポイントのボーナスポイントは確実に獲得できます。

年間50万円を投資すれば、ボーナスポイントでの還元率は0.5%。

5年目以降の0.5%を合わせれば1.0%の還元率となり、手数料の安い投資先(0.55%)なら手数料以上のポイントをもらうことが可能です。

tsumiki証券の投資方法

メリットについて解説したところで、つみき証券で投資する方法や投資先を紹介します。

毎月一定額を投資する「積立投資」

つみき証券では毎月一定額を積み立てていく「積立投資」を行うことができます。

積立投資では積み立てる額を決めるだけで、初心者も簡単に始められるというのが特徴。

実際の運用は投資先の投資信託(ファンド)が行い、投資によって得られた利益が出資者(つみき証券ユーザー)に還元される仕組みです。

選べる投資先は4つのファンド

つみき証券での積立投資は4つの投資信託(ファンド)から選びます。

ファンドによってそれぞれ特色があり、投資先の地域(日本国内・アジア・世界など)や種別(株式・不動産・債券など)の配分の違いから、リスクとリターンの大きさが変わってきます。

つみき証券で投資できる4つのファンドをまとめました。各ファンドの詳細については次の項目で解説していきますが、ここでは俯瞰して比較してみましょう。

つみき証券の4つのファンド
  • 【セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド】
    国際分散投資
    株式と債券に50%ずつ投資
    手数料が低め(年0.57%±0.02%)
  • 【セゾン資産形成の達人ファンド】
    国際分散投資
    株式投資が中心(場合によっては債券にも投資)
    手数料が高め(年1.35%±0.02%)
  • 【コモンズ30ファンド】
    株式投資のみ
    地域は絞らず、有望な30銘柄に投資
    手数料は高め(0.98~1.078%)
  • 【ひふみプラス】
    株式投資がメイン
    地域は絞らず、割安銘柄に長期投資
    手数料は高め(0.98~1.078%)

tsumiki証券で投資できるファンドを分かりやすく解説

つみき証券で投資できる4つのファンドについて、それぞれの特徴を分かりやすく解説します。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

運用会社

クレディセゾンの「セゾン投信株式会社」が資金運用を行っています。

2006年に設立された実績ある投資会社で、日本郵政ともつながりがあり、日本郵政が40%を出資する大株主となっています。

特徴

株式と債券に50%ずつ投資するバランスの取れたファンドです。

株式投資は構成銘柄と比率が決まっているインデックス投資で行うことで、銘柄選定に対する出費を省き、低い手数料を実現しています。

ファンドの投資先

投資先はインデックスファンド世界シェアトップである「バンガード」というファンドです。

バンガードの運用資産残高は約600兆円を誇り、世界のインデックス投資の4割を占めます。

インデックス投資としては間違いない投資先と言えるでしょう。

また、株式の資金すべてをバンガードに投資するわけではなく、他のインデックスファンドにも投資するとのことです。

手数料

手数料は年0.57%±0.02%です。

手数料に幅があるのは、投資先がバンガードに限らず、場合によっては他のファンドに投資する可能性があるためです。

つみき証券で投資できるファンドの中では最も低い手数料なのが魅力の一つです。

運用実績

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドの運用実績がこちらです。

コロナショックで大きく凹んだが、長期には右肩上がりで推移している

参照:https://www.saison-am.co.jp/fund/vanguard/status.html

運用が開始されたのは2007年で、2008年のリーマンショックで大きな損失を出したものの、その後は持ち直して右肩上がりで推移しています。

コロナショックで一時的に下落しましたものの、2020年4月はV字回復の一端を見せていますね。

インデックス投資が主体であるということもあり、安定した運用成績であると言えるでしょう。

セゾン資産形成の達人ファンド

運用会社

こちらのファンドの運営会社も「セゾン投信株式会社」です。

セゾン投信株式会社が運営するファンドは「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」の二つで、つみき証券ではそのどちらにも投資することが可能となっています。

特徴

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドでは株式と債券が半々であるのに対し、「セゾン資産形成の達人ファンド」では株式が中心です。

割安かつ収益力のある銘柄を選定し(正確にはファンドが投資先)、長期投資で大きなリターンを目指した運用を行っています。

有望な投資先が無い場合は株式投資に固執せず、ローリスク・ローリターンの債券への投資も行う方針です。

ファンドの投資先

「セゾン資産形成の達人ファンド」の投資先は、割安かつ収益力のある銘柄に投資する”ファンド”です。

これはファンドがファンドに投資するという「ファンド・オブ・ファンズ」という方式。

資金を集めたファンドのお金が別のファンドに流れる構図のため、無駄な仕組みにも見えますが、広く運用資金が集められる効率の良さから近年多く見られる投資方式です。

「セゾン資産形成の達人ファンド」が投資する主なファンド5つを紹介します。

  • バンガード
  • アライアンス・バーンスタイン
  • BBH・ルクセンブルグ・ファンズ
  • コムジェスト・ヨーロッパ・ファンド80
  • コムジェスト・エマージングマーケッツ・ファンド90

いずれも世界有数の投資ファンドであることが特徴ですが、無理に覚えておく必要はありません。いくつかのファンドに分散投資している、ということを把握していれば十分です。

手数料

手数料は年1.35%±0.02%と、つみき証券の中では最も手数料が高いファンドです。

1%を超えると手数料としては高い部類になります。

狙えるリターンは大きい一方、運用成績が振るわない場合は手数料が大きな負担となってしまう可能性があります。

運用実績

「セゾン資産形成の達人ファンド」の運用実績グラフがこちらです。

2007年の運用開始から現在までに基準価額が2倍となる好成績を上げています。

基準価額が運用開始から倍となっており、高いリターンを実現している

2007年にこのファンドに投資した人は資産を2倍にできたということですので、運用実績としては申し分ありません。

コモンズ30ファンド

運用会社

コモンズ30ファンドは「コモンズ投信株式会社」が運営する投資信託です。

株式が全面安であったリーマンショック直後にスタートした投資信託会社で、リーマン後の景気回復の波に乗り、高い運用実績を挙げることに成功しています。

投資先は基本的に国内企業ですので、投資に詳しくない人でも「この企業なら知ってる!」という銘柄が多く、親しみの持てるファンドだと思います。

特徴

「30」という数字がコモンズ30ファンドのキーナンバー。

30年間・30銘柄への集中長期投資で大きなリターンを目指す特徴的なファンドです。

投資先の選定として「5つの軸」を定め、5人の投資委員会が全員一致することで売買を行うという独自ルールを設けています。

コモンズ30ファンドの5つの軸
  • ・収益力:営業利益率、ROEなどの財務的価値に優れ、配当などの資本政策が明確
  • ・競争力:強さを支えるビジネスモデルを磨き続けている。技術やサービスの開発、市場の開拓にも積極的
  • ・経営力:企業価値向上に対する意識持続的な取り組みを行い、外部からの知見も経営に反映
  • ・対話力:ステークホルダーとの対話姿勢を重視し、対話を通じた持続的な価値創造に取り組んでいる
  • ・企業文化:企業理念・価値観を組織内に共有し、具体的な行動に結び付けている。企業文化が組織横断的な横串となり組織力を高めている

ファンドの投資先

ファンドの投資先は国内企業の30銘柄です。

コモンズ投信株式会社のホームページから全銘柄を紹介します。

国内株に投資したいけど銘柄を選ぶ時間が無いという方は、とりあえずコモンズ30ファンドに投資しておけば間違いないでしょう。

手数料

手数料は年0.98~1.078%と比較的高い部類ですが、株式中心の投信であればこれくらいが標準です。

運用実績

リーマンショックを回避し、株式が最安値水準で運用を開始したこともあり、基準価額は10年で2.6倍に成長しています。

基準価額は運用開始の10,000円から、2020年4月待つ時点で26,000円に上昇している

コロナショックで一時は22,000円を割り込む場面もありましたが、以降は回復に向かい、4月末時点で約26,000円となっています。

開始時点からの成長率は非常に高いですが、一方で2015年以降は足踏み状態が続いています。

2015年以降の運用実績は上でも紹介した「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」に劣っており、少数銘柄への集中投資という不安定さが浮き彫りになっています。

ひふみプラス

運用会社

レオス・キャピタルワークス株式会社は独自の投信ブランド「ひふみ」で資金運用を行う会社です。

足を使って無名会社を発掘する、という珍しいコンセプトの投資ファンドです。

社長自ら年間100社以上の企業を全国行脚し、将来の成長を期待できる中小企業を発掘、投資を行っています。

驚異の運用成績が注目され、2017年にテレビ東京「カンブリア宮殿」で取り上げられたことで有名になりました。

特徴

ひふみプラスは日本の国内企業に投資する投資ファンドです。

運営会社のレオス・キャピタルワークスが有名になった「足を使って無名会社を発掘する」というコンセプトはひふみプラスには当てはまらず、上場企業への投資のみ行なっています。

2020年4月末時点では東証一部への投資が64%を占め、他には海外株が13%、現金での保有が17%(新型コロナにより現金比率を高くしている)となっています。

ファンドの投資先

ひふみプラスが投資するトップ10銘柄をまとめました。

7銘柄が国内企業、3銘柄が米国企業という構成です。

TOP10の銘柄が占める割合は約15%で、他にも多くの銘柄に投資しています。

ひふみプラスの主な投資先
  • DOMINO’S PIZZA, INC.
  • ショーボンドホールディングス
  • 協和エクシオ
  • 東京センチュリー
  • KDDI
  • 日本電信電話
  • ACCENTURE PLC-CL A
  • アマノ
  • 九電工
  • MICROSOFT CORPORATION

手数料

手数料は年0.98~1.078%となっており、上で紹介したコモンズ30ファンドと同じです。

インデックス投信と比較すると高めですが、株式投資中心のファンドとしては平均的なところでしょう。

運用実績

ひふみプラスの基準価額は運用開始時の10,000円から、2018年には4.4倍となる44,000円を突破しました。

しかし、以降はほぼ横ばいとなっており、2020年5月時点で39,000円台で推移しています。

ひふみ投信は高い運用実績で一時期話題となったが、ここ数年は不調。

tsumiki(つみき)証券に投資する手順

【準備】エポスカードを用意

つみき証券はエポスカード専用の投資信託サービスですので、投資する場合はエポスカードを用意しましょう。

エポスカードは通常のクレジットカードの他、ゴールドカード、プラチナカードがありますが、どのカードでもつみき証券を利用可能です。

ゴールドカード、プラチナカードの場合はボーナスポイント獲得の条件である年間利用額につみき証券積立額を合算することができるメリットがあります。

つみき証券アプリをインストール

つみき証券はスマホアプリが用意されています。

アプリからは積立設定や運用実績の確認などを行う事ができますよ。

口座開設に必要なもの

口座開設に必要なのは次の3点です。

つみき証券開設に必要なもの
  • エポスNetID(とパスワード)
  • マイナンバー通知カード(マイナンバーカードでも可)
  • 免許証など顔写真付き本人確認書類(マイナンバーカードの場合は不要)

エポスNetはエポスカードのオンラインサービスで、カード作成時に登録していると思います。

本人確認書類として必要なのは、マイナンバー通知カードと顔写真付き本人確認書類(パスポートや免許証)か、あるいはマイナンバーカードがあればそれ一枚でOKです。

エポスNetに登録されている名前・住所と本人確認書類の名前・住所が一致しない場合、口座を開くことができません。どちらかを修正してから口座開設に進みましょう。

口座開設の手順

tsumikiアプリを開くとログイン画面となりますが、ログインボタンの下にある「tsumikiをはじめてご利用の方」から口座開設に進むことができます。

ここから先は次の手順で申請を行ってください。

つみき証券開設の手順
  • ①エポスNetにログイン
  • ②名前・住所などの確認と規約への同意
  • ③免許証など顔写真付き本人確認書類(マイナンバーカードの場合は不要)のアップロード

名前や住所はエポスカードの情報が入力されますので申請自体は5分ほどで終わりますよ。

口座開設完了

口座開設が完了するとちょっと厚めの郵便物が届きます。

そこには口座番号のお知らせの他に、「オマモリ」が同封されています。

厚さ1cmほどの箱にシリコン製の「オマモリ」が同封されている

このお守りには次のような意味があります。

積立の資産づくりを見てさわれる形にしました。
おまもりのような存在として、いつもそばに置いてください。

お守りの本体をめくるとQRコードが隠れていて、QRコードを読み込むと資産を確認できるという仕組みです。

ほかの証券会社には無い珍しい取り組みですね。

tsumiki(つみき)証券まとめ

投資信託のネックは手数料ですが、つみき証券にはポイント還元があるため、実質的に低い手数料で投資をすることが可能です。

投資できる4つのファンドはリスクが高めですが、それだけ大きなリターンを生む可能性があり、はじめての投資としても利用できるサービスだと思います。




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