【実体験】物で支払えるカード「Pollet」とは?使い方・使えるお店・チャージ方法を徹底調査!!

タダ払いできる「Pollet」について徹底調査!!




”タダ払いができる”というインパクトのあるキャッチフレーズのプリペイド型カード「Pollet」。

使っていないモノやポイントをお金に変えて支払える、という意味で”タダ払い”という事なのですが、このアプリはどれほどのものなのでしょうか。今回は筆者が実際にいらない物を査定してもらい、使い勝手を調査してきました。

「タダ払い」できるプリペイドカード「Pollet」

Pollet(ポレット)はチャージすることでクレジットカードのように利用できる、プリペイド型カードです。

プリペイド型のカードでは「Kyash」や「LINE Payカード」が人気ですが、Polletは持ち物をお金に変えてチャージできる「モノチャージ」や、他のサイトのポイントでチャージできる機能が特徴的です。

現金を使わず支払えるため、”タダ払いできる”ということですね。

また、審査不要で即発行できることから、クレジットカードを持てない学生や専業主婦がオンライン決済をするのに役立てることができます。

Polletの特徴

それでは、Pollet(ポレット)の特徴を見てみましょう。

Pollet(ポレット)の特徴
  • ・アプリ上でカード番号が発行される「バーチャルカード」
  • ・各種ポイント、金券、物などを現金化してチャージできる
  • ・ポイント還元は無いが、キャッシュレス還元事業の対象
  • ・「Polletバーチャル」「PolletMillion」の2種類が存在

ポイント還元が無いため、普段使いするには「Kyash」や「LINE Payカード」に劣ります。

しかし、Polletにはその他のプリペイドカードに無い特徴があるんですよ。

それぞれの特徴を詳しく解説していきますね。

アプリ上でカード番号が発行される「バーチャルカード」

Polletに登録するとスマホアプリ上で「バーチャルカード」が発行されます。

バーチャルカードにはクレジットカードと同じようにカード番号や有効期限があり、これを通販での支払い時に入力することで、クレジットカードと同じように利用することが可能です。

Polletではアプリ上でカードが発行される
そくほう
有料の「Pollet Million」を申し込みと、リアルカードが発行されてリアル店舗でも決済できるようになります。3月末まではキャンペーンで無料で発行可能です。

いろいろな物を現金化してチャージできる「モノチャージ」

Polletの最大の特徴は、いろいろな物を現金化してチャージできる機能です。

各種金券やポイントに加え、身の回りにある「モノ」をPolletに送付することで、査定額分をチャージすることができます。

査定に必要な送料などはPollet側が負担し、査定額が不満な場合の返送料も負担してもらえるので、ユーザー側は気軽に利用できます。

Polletでは多種多様なアイテムを送付して現金化できる

ポイント還元は無し

クレジットカードを使うメリットの一つである「ポイント還元」ですが、残念ながらPolletカードには一切ありません。

一応、国のキャッシュレス還元事業の対象となっていますので、最大5%の還元を受けることは可能です。

そくほう
他のバーチャルカード「Kyash」や「LINE Payカード」ではポイント還元がありますので、普通に利用する分にはそちらを使った方がお得です。

「Polletバーチャル」「Pollet Million」の2種類

Polletカードには無料で発行できる「Polletバーチャル」と、発行手数料がかかる「Pollet Million」の2種類が存在します。

二つの主な違いは、チャージ額上限、チャージ方法の種類、年齢制限です。

「PolletMillion」はチャージ上限が100万円に対し、「Polletバーチャル」は10万円ですので、大きな買い物をする場合は「PolletMillion」が必要になります。

詳しいスペックの違いはPollet公式ページをご覧ください。

「モノチャージ」を実際に使ってみた

Polletの最大の特徴である「モノチャージ」を実際に使ってみて、どのような査定結果が出るか検証してみました。

送付したアイテムはこの2点。

ダイヤモンドネックレスと、株主優待のジェフグルメカード1,000円分です。

どちらも換金性の高いアイテムですが、特にダイヤモンドネックレスは0.3ctの鑑別所付き、チェーンはプラチナ製ですので、そこそこの査定額になると期待していました。

まずはアイテムの送付

Polletアプリで「モノチャージ」を申請することで、指定した日時に佐川急便が集荷に来てくれます。

査定してもらいたいアイテムを箱に詰めて渡すだけ。伝票も配達の方が用意してくれていて、しかも送料等はかからないのが嬉しいです。

箱が無い場合は箱を取り寄せることも可能ですよ。

査定結果を待つ

アイテムを発送してから3日で査定結果が出ました。

アプリで本人確認が終わっていない場合、終わらせないと査定結果を見ることができません。本人確認は顔写真付き書類(運転免許証など)+自撮り写真をアップロードするだけです。

残念な査定結果に

査定結果はこのようになりました。

2アイテム合計で2,275円という結果ですが、正直、予想よりかなり悪い査定でした。

ジェフグルメカードは金券ショップで94%の値段で買い取ってくれるものですし、ダイヤモンドネックレスは新品未使用で、安く見積もっても4,000円の査定は堅いと予想していたので、合計5,000円くらいにはなるのではないかと。

送料無料ということと、Pollet側も利益を出さないといけないというのは分かるのですが、それにしても厳しい査定結果ですね。

納得いかない場合はキャンセルできる

査定結果に納得できない場合、査定結果画面からキャンセルすることができます。

キャンセルすると送ったアイテムが返送され、返送分の送料もかかりません。

私は今回はキャンセルし、2日後にアイテムが返送されてきました。

Polletの使い方・仕組み

チャージ方法

「モノチャージ」の実例を先に紹介しましたが、Polletでは主に次の方法でチャージすることが可能です。

Polletのチャージ方法
  • ・モノチャージ
  • ・金券、外貨
  • ・各種ポイント
  • ・LINE Pay
  • ・クレジットカード(Pollet Millionのみ)
  • ・銀行振込(Pollet Millionのみ)

「金券・外貨」では、金券を封筒に入れてPolletに送り、査定結果がアプリ残高にチャージされる仕組みです。

各種ポイントでのチャージでは、Polletと提携しているポイントサイトなどのポイントをPolletにまとめることが可能で、サイトによってはポイントが上乗せされます。

ポイントを集める「ポイ活」ユーザーには嬉しい機能です。

いろいろなポイントサイトからポイントでチャージ可能

普通にお金でチャージしたい場合はLINE Payからが基本。

クレジットカード・銀行振込も対応しているものの、有料のPollet Millionでしか利用することができません。

Polletでの支払い方法

ネット決済の場合

Polletをネット決済で利用したい場合、アプリ上で表示されているカード番号・有効期限・カード名義・セキュリティコードを通販サイトに入力することで支払うことができます。

アプリ上で支払いに必要な情報を確認できる

リアル店舗の場合

リアル店舗での支払いに使いたい場合、無料の「Polletバーチャル」は利用できず、有料の「Pollet Million」が必要です。

Pollet Millionは申し込みから2週間ほどでリアルカードが届きますので、そのカードをお店で出せば決済することができますよ。

ただし、分割払いには対応していませんので、必ず一回払いとなります。

Polletが使えるお店

PolletはAmazon、楽天、Yahooショッピングなど、通販サイト全般で利用可能です。

反面、公共料金の支払いや携帯料金の支払いなど、定期的な支払いには利用できません。そのような支払いはサービスへの登録名とカード名義が一致する必要がありますが、Polletのカード名義は「Pollet member」で統一されていますので、不一致となってしまうのです。

リアル店舗での支払いは「Pollet Million」のみ利用できますが、カードブランドは利用できるお店が最も多い「VISA」ブランド。クレジットカードが使えるお店ではほぼどこでも使えると考えて大丈夫です。

やって分かったPolletのメリット・デメリット

Polletの3つのメリット

送料無料で物・金券・外貨をチャージできる

家にある不要な物・金券・外貨を送料無料でチャージに利用できるのはPolletの最大のメリットです。

種類を問わず一つの箱に詰め込んで送れば良いだけ。集荷に来てくれるので手間もかからないのも嬉しいポイントです。

ポイントをまとめることができる

さまざまなサイトでポイントを集めている場合、管理したり利用するのが面倒。

それをPolletにまとめれば管理も楽ですし、クレジットカードと同じように支払いに使うことができるので効率的です。

誰でも発行できる

Polletは誰でも発行できてクレジットカードと同じように使うこともメリットの一つです。

学生や専業主婦など、定期収入の無い人はなかなかクレジットカードが作れず、決済で苦労することがあります。

Polletを作っておけば、誰でもオンライン決済することが可能になることに加え、国のキャッシュレス還元事業で5%還元の恩恵を受けることもできるようになります。

Polletの3つのデメリット

換金率が悪い

残念ながらPolletの換金率はお世辞にも良いとは言えません。

例として、金券の買取価格をいくつか表示してみました。

Polletの買取価格はかなり安い

スーパー「マルエツ」の商品券は金券ショップで94%で買い取ってくれますが、Polletでは1割以上安い83.4%。現金そのものであるドルも1割引近い価格(現在1ドル約110円)ですし、1,000円切手はほぼ半値の買取価格です。

まとめて発送できるメリットがあるとは言え、ちょっと安すぎる気もしますね。

アイテムごとの買い取り額が出ない

物を換金する「モノチャージ」を利用した場合、査定は一箱ごとで、アイテム毎の買取価格が出ません。

不用品を処分したい場合は大して気になりませんが、少しでも高く売りたいと思っている人は一つずつ買取価格が見たいところですよね。

また、買取認証orキャンセルが一箱単位で、個別にキャンセルできないのも痛いです。

信用度が低い

Pollet株式会社は2016年設立の若い会社です。

まだ知名度がほとんど無く、いきなり貴重品を送る事にためらってしまう人が多いように思います。

私自身、本当にアイテムが届いて査定されるのか、キャンセルしたら返送されてくるのかドキドキしていました笑。

実際にやった結果は大丈夫でしたので信頼して良さそうですが、事業がうまく行かずにサービス終了ということも有り得なくはないでしょう。




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