株式会社メタップス第10回株主総会①の続きです。
出た情報まとめ(続き)
< タイムバンクのAndroid版、ブラウザ版について>
・Android版は12月中のリリースを予定している。遅れた場合、1月になる可能性がある。
・ブラウザ版は予定していない。理由としては以下。十分に普及したら、最後に作るかも知れない。
- タイムバンクは若年層をターゲットとしているが、若年層はブラウザ版を利用しない
-ブラウザ版は競合が多く、競合を増やす結果となってしまう
< タイムバンクの出金について >
出金が遅いことについては、マネーロンダリング対策として、敢えてそうしている。今後、ICOで配布するトークンについて、トークン保有者は出金が即座に行えるような機能を検討している。
< 専門家の発行時間について >
専門家の発行時間(36000秒か、72000秒か)については、タイムバンクチームでも頭を悩ませている。現在、AIや市場の決定に委ねる仕組みを検討中である。
< 専門家の審査について >
現在、専門家は1500人以上が控えている。1500人以上を面接により審査するのは効率的ではないので、タイムバンクユーザーの要望を反映させて上場者を決定する方法を用意している。また、某Youtuberのような問題が起こらないよう、自動化しても複数段階の審査過程を設けるなど、工夫をするつもりである。
< タイムバンクの運営状態について >
これまで、プロモーション等の営業活動は行っておらず、運営は成行きに任せている。運営にお金をかけていない為、意外と利益が出ている。今後は営業活動も行っていく予定。
< 一般ユーザーの時間販売について >
直近で検討中のものがあります(ドヤ顔)。
< タイムバンクのCMについて >
第2Q~第3Qで予定している。ICOの進捗に依る。
< 2018年度について >
2018年度は勝負の年となる。今年度で収益モデルを確立させ、2020年度の事業計画達成を目指す。
また、コンシューマ向け事業の仕込みを行う。
< Pringとタイムバンクの絡みについて >
現状は全く別のサービスだが、どちらもペイデザインが提供するプラットフォームなので、親和性は高い。
< 北朝鮮情勢について >
メタップスはいくつかの地域に展開しており、仮に戦争になった場合でも、これまで培った技術やデータが全て失われるわけではない。一時的な売り上げ低下はあるかもしれないが、リスクは分散しており、致命的打撃は無いと考えている。
株主総会所感
出席者は400~500人で、全体を通して和やかな雰囲気の株主総会でした。質疑応答は、タイムバンク関連6割、他4割という印象で、タイムバンクが人気でした。大きな材料は出ませんでしたが、特にタイムバンクについて、今後様々な機能が実装される期待が高まった印象です。
今後の業績については、仮想通貨等の会計処理方針が大きな影響を与えるようです。メタップスが考えているポジティブな方向となれば、中期経営計画であるトリプルワンは十分達成可能、という自信が伺えました。
直近では、やはりタイムバンクで大きな動きがありそうです。会計処理方針と合わせて、注視していきたいと思います。
メタップスの株主総会については以上です。最後までお読みいただき、ありがとうございました。間違い等ありましたら、是非コメント等で教えて頂ければと思います。
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