時間の取引が開始された最近の銘柄の値動きをレポートします。
今回は、2019年1月18日〜22日に時間取引が開始された3名の専門家です。3名とも初回抽選販売分の時間を完売させ、発行秒数上限でのスタートとなりました。
※発行秒数上限は、通常で18,000秒、「投票所」からの場合は36,000秒です。
Yacchi@Gleenzさん
Yacchiさんの時間の売買は1月18日に開始されました。
投票所経由での登場で、初回抽選価格は2.0円、初回販売分の36,000秒を完売しています。
取引開始直後はストップ高の3.0円まで上昇しましたが、その後は反落し、初日は微上げの2.2円で終了。
その後6日間は2.2円〜2.7円で推移していましたが、以降は下落に転じ、2円を割る場面も見られます。ただし、2円未満は買いが強く、2円を挟んで拮抗している状態です。
寺口浩大さん
寺口浩大さんの時間の売買は1月21日に開始されました。
寺口浩大さんは投票所からの登場で、初回販売は36,000秒、初回抽選価格は2.0円でした。初回販売分の36,000秒を完売してのスタートでした。
取引開始が平日の昼間だったこともあり、出足から取引が少なく弱い展開に。初日は微上げの2.1円で終えました。
2日目以降は2.0円を挟んでの値動きが続き、1月30日時点では初回抽選価格と同じ2.0円をつけています。売り気配、買い気配共に数千秒単位の注文がにらみ合っていますので、上がるか下がるか難しいところです。
寺口浩大さんはHR(ヒューマン・リソース)業界で有名で、コラム執筆やイベント登壇を始め、就活サイトを運営するベンチャー企業の経営企画で活躍。1時間7,200秒で相談できる現在の価格は割安感があります。
伊藤早紀さん
伊藤早紀さんの時間の売買は1月22日に開始されました。
SNSスコアをクリアしての通常の上場で、初回抽選価格は5.8円、初回販売時間は18,000秒でした。ここ最近は5円前後でも人気が出ずに18,000秒を売り切ることができない場合が見られますが、伊藤早紀さんは達成しています。
値動きについて、取引開始直後に最高値8.6円をつけ、ストップ水準まで上昇。その二日後には5.5円まで下落し初回抽選価格を割ってしまいますが、その後は持ち直します。
取引開始から1週間となる1月30日にはそれまでの最高値8.6円まで戻していて、これからの値動きに注目です。
まとめ
2019年1月18日〜22日に時間取引が開始された今回の3専門家については、一時的に初回抽選価格を下回る場面が見られました。
しかし、初回抽選価格を下回った場合は買いが優勢となり、すぐに価格を戻しています。「価格が下がれば損切り」というマインドで時間を購入しているユーザーが少なく、初回抽選価格以下にはなりにくい市場環境なのではないでしょうか。
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