みずほFG(8411)を200株・3年保有で+12.8万円の利益になる予想の根拠

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先日、みずほFGを100株買い足して保有数が200株となりました。

みずほFGは配当利回りが5%と高いだけでなく、今後数年間で株価が上昇していくと予想しており、強気スタンスで投資しています。

200株を3年も保有すれば、ベースとなる配当利益に加え、株価上昇による売却益も得られるでしょう。

本記事では、みずほFGを3年保有した場合に見込める利益予想について紹介したいと思います。

ちなみに、以下が私の買いポジションです。

管理人

記事内では計算を簡単にするため平均取得単価を1,600円としました。

200株×3年保有で「+12.8万円」を期待

みずほFGを3年間保有した場合の利益は+12.8万円と予想しました。

前提条件として、年間配当80円、平均取得単価1,600円、3年後株価2,000円を設定しています。

以下が利益予想の内訳です。

利益内訳
  • 配当収益:80円/年・株×200株×3年=4.8万円
  • 売却益 :(2,000円−1,600円)×200株=8万円

→4.8万円+8万円=12.8万円

3年間の配当予想

配当は80円をキープ予想

今後3年間の配当ですが、1株あたり年間80円が続くと予想しています。

業績は1株利益200円以上を維持できそうなので、還元性向40%の方針から、配当80円はキープできるでしょう。

また、利益が上振れた場合は、配当は据え置きで自社株買いを実施する可能性が高いです。

したがって、増配も減配もなく、年間80円の配当が3年間続くと予想しました。

配当総額は4.8万円

年間配当80円なら、200株を3年間保有した配当額の合計は【80円×200株×3年】で4.8万円です。

投資額は32万円を前提にしていますので、3年間の利回りは15%です。

株式投資のリターンとしては十分ですね。

ただし、NISAを活用して非課税にする前提で考えています。

課税される場合は約20%減の12%が利回りとなります。

3年後の株価予想

株価2,000円を予想

3年後の予想株価は2,000円としました。

現在株価(1,600円前後)に対する上昇率はおよそ+25%です。

株価2,000円は2017~2018年の株価水準に相当します。

そのため、業績次第でそこまで再上昇してもおかしくありません。

株価2,000円は2017-2018年の水準に相当する。出典:日本経済新聞

株価上昇を予想する根拠

上昇を予想する理由は、世界的な金利上昇が続いているためです。

銀行の主な収益源は、資金を貸し出すことで得られる利息ですが、この利息は政策金利に左右されます。

つまり、金利上昇が業績を押し上げることが期待できます。

日本の銀行は20年以上にわたって低金利で資金を運用せざるを得ませんでした。

それが、今後数年が転換期となりそうです。

2,000円を予想する根拠

金利上昇で業績が上向けば、株価は上昇トレンドに転じるでしょう。

みずほFGの株価は同業他社と比較しても割安ですので、上昇トレンドに入れば2,000円くらいまではすんなり上がると見ています。

しかし、2,000円付近には68億株もの価格帯別出来高が壁として存在します。

そのため、2,000円を上抜くまで時間がかかりそうです。

したがって、3年後の株価予想としては2,000円としました。

みずほFGの価格帯別出来高では2,000円付近に大きな壁がある。出典:マネックス証券

長期的には2,800円がターゲット

2,000円付近の売りをこなした後は、2015年の最高値である2,800円がターゲットです。

ただし、そこまで上昇するには3年では難しそうです。

また、株価を押し上げる悪材料が出て反落する可能性もあります。

特に、みずほ銀行のシステム不具合、台湾問題、世界景気の悪化などが懸念材料です。

今後の投資方針

みずほFGに対しては、今後も下がれば買い増しの方針です。

1,500円台前半まで落ちれば100株買いたいと考えています。

理由は、1銘柄50万円くらいの投資額を目安にしているためです。

売却のタイミングは5~10年後くらいを想定しています。

10年も保有すれば、配当だけで約50%の利回りが獲得できるでしょう。

また、事業環境によっては株価が2~3倍になっても不思議はありません。

金利上昇局面となれば、銀行銘柄の収益が向上し、人気化して株価上昇につながると予想しています。

少なくとも、損するよりは得する可能性の方が大きそうです。

まとめ

みずほFGを200株・3年間保有した場合の利益について考察しました。

配当で+4.8万円が得られる上、株価上昇で+8万円の利益が取れそうですので、+12.8万円が3年後の利益予想となりました。

もっとも、株価上昇による利益はブレやすく、状況次第で上にも下にも変化するでしょう。

しかし、高配当のベースがあるので損失にはなりにくい銘柄です。

総じて、損失の可能性より利益を得られる可能性の方が高い銘柄だと考えています。