最近は、サイバー攻撃による情報漏洩のニュースを目にする機会が増えています。
株式市場でもサイバーセキュリティ関連への関心が高まり、関連銘柄に資金が向かっています。
そこで私も、このテーマの上昇を捉えたいと考え、関連銘柄の購入に動きました。
検討した結果、選んだのはトレンドマイクロ(4704)です。
2026年10月9日、株価7,500円ほどで購入しました。
今回は、その購入理由と、次に狙っている銘柄について記録しておきます。
トレンドマイクロを選んだ理由
購入にあたっては、日経ヴェリタスで紹介されていたセキュリティ関連銘柄を参考にしました。
トレンドマイクロ以外に検討したのは以下の銘柄です。
勢いのある銘柄は魅力的ですが、急騰後に買うのはリスクも高いです。
そのため、期待がどこまで株価に織り込まれているかが重要なポイントになります。
そこで、株価指標や企業規模、配当を比較し、自分の投資方針に合うと判断したのがトレンドマイクロでした。。
私が重視したのは、思いどおりに上がらなかった場合にも、保有を続ける理由があるかどうかです。
短期的な値上がりを期待しつつ、長期保有も視野に入れられる銘柄を選びたいと考えました。
決め手は予想PERと配当水準
PERが他銘柄より低い
トレンドマイクロの購入を決めた大きな理由は、関連銘柄と比較したPERの水準です。
2026年12月期の会社予想EPSは235.8円であり、予想PERは約30倍でした。
PERが60倍を超える水準まで買われているFFRIと比べると割安感があります。
もちろん、成長率が異なる企業同士では、PERの低さだけで割安とは断定できません。
それでも、テーマへの期待と購入価格のバランスを考え、今回はトレンドマイクロを選びました。
2%超の配当利回りも魅力
配当も判断を後押ししました。
2025年12月期の年間配当は1株185円であり、7,500円で購入した場合、前期実績に基づく利回りは約2.47%になります。
ただし、購入時点では2026年12月期の配当は未定であり、この利回りは今期の会社予想ではありません。
前期並みの配当が続けば、値上がりを待つ間にも一定の還元を受けられる点を評価しました。
大型株の安定感が魅力
トレンドマイクロは、10月9日に年初来高値を更新しており、上昇の勢いが出ていました。
しかし、長期チャートを確認すると、過去の株価に対して極端に高くないことが分かります。
直近では5,000円を底に反発していることから下値は限定的と判断しました。

小型のテーマ株は、買いが集中すると急騰する一方、人気が落ち着いた際の値動きも大きくなりやすい傾向があります。
その点、企業規模や事業基盤がしっかりしているトレンドマイクロに魅力を感じました。
ただし、大型株であっても成長率低下をきっかけに割高感が表面化し、大きく下落する可能性はあります。
実際、トレンドマイクロは8月に2026年12月期の経常利益予想を下方修正して株価が急落しました。
今後はセキュリティ需要への期待が、受注や利益の改善につながる展開を期待しています。
保有を続ける際も、業績や配当の前提が崩れた場合には判断を見直すつもりです。
次の購入候補はFFRIセキュリティ
今後の購入候補として注目しているのは、FFRIセキュリティです。
国産セキュリティへの需要拡大を背景に、国内企業や官公庁向けの事業成長を期待しています。
会社の中期計画でも、売上高は2027年3月期予想の約51億円から2029年3月期に約70億円、営業利益は約14.5億円から約19.5億円への拡大を目指しています。
一方で、株価には割高感があります。
2027年3月期の会社予想をベースにすると、株価9,300円ではPER約65倍になります。
また、年間予想配当18円に対する利回りは0.19%にとどまります。
私は長期保有に切り替える際、配当利回りもかなり重視します。
そのためFFRIは、期待した成長が実現しなかった場合、保有を続ける判断が難しくなりやすい銘柄です。
成長性には魅力を感じていますが、購入は株価と業績のバランスに納得できるタイミングを待ちたいと考えています。
まずは今回購入したトレンドマイクロを保有しながら、関連銘柄の業績と値動きを追っていきます。

















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