商品価格が実質80%OFFとなる「1億円キャッシュバック祭」第2回が大盛り上がりの中、8月19日未明に終了しました。
当初は8日間が予定されていましたが、予想以上の活気でキャッシュバックが加速し、3日間で1億円を使い切ってしまうほど多くのユーザーが参加するキャンペーンとなりました。
今回は、多くのユーザーに注目された「1億円キャッシュバック祭」第2回を振り返ります。
1億円を使い切るまでの推移
キャッシュバック祭では、キャンペーン紹介ページのメーターでキャッシュバック額の進捗を確認することができます。
タイムバンク証券ではこのメーターから逐次データを取り、キャッシュバック額の推移をグラフにまとめました。
推移を簡単に解説します。
初日は18:00開始だったため、6時間では僅かしか進みませんでしたが、2日目は半分にあたる5,000万円まで到達しました。
2日目のペースのまま3日目に突入し、3日目終了時点では9,000万円を超えたことで4日目早々の終了が意識されました。
そして4日目に入ってすぐにキャッシュバック枠を争って購入が殺到。アプリの動作が重い中、幸運なユーザーがキャッシュバック枠を獲得し、4日目が開始した2時間後にキャンペーンが終了しました。
1億円キャッシュバック祭(第1回)との比較
最初に行われた1億円キャッシュバック祭のキャッシュバック推移と今回の推移を比較してみました。
二つのキャッシュバック推移を重ねたグラフがこちらです。
第1回では1億円に到達するまでに102時間を要したのに対し、第2回(今回)では56時間で達しており、約2倍の早さでキャッシュバックが進んだことがわかります。
キャンペーンの参加ユーザーは基本的に毎日購入する場合がほとんどだと考えられますので、単純に考えれば第1回より2倍のユーザーが参加したと推測できます。
また、キャッシュバックの制約は第2回の方が厳しかったため、実際には2倍どころではなく、さらに多くのユーザーが参加していたでしょう。
タイムバンクの成長が明らかに
タイムバンクはCMを再開したことでダウンロード数が急激に伸びており、ダウンロード数ランキング(ライフスタイルカテゴリ)では10位以内が定位置となっているほど。
そこに度重なる大規模キャンペーンを開催したことで、アクティブユーザー数が急拡大していることが今回のキャンペーンの盛り上がりからも明らかになりました。
ちなみに、おおよその計算ではありますが、今回の1億円キャッシュバック祭は1万5千人以上が参加したという試算結果(※)となっています。現在のペースでアクティブユーザー数が伸びれば、2019年末には10万人というのも夢ではないかもしれませんね。
※購入平均単価3,000円とすると、1人の1日あたりのキャッシュバック額は2,400円。1日のキャッシュバック総額が4,000万円だったため、4,000万円÷2,400円/人で1万6,666人となります。
一方、アプリが抱える問題も顕在化
今回のキャンペーンでは4日目未明にキャッシュバック枠が争われ、ユーザーが殺到したためにアプリの動作が非常に重くなりました。
実際の動作では、商品ページを開くのに数分、購入確認画面に至るまでに最大10分を要するほどで、しかも購入ボタンを押してもエラーで購入できないという現象が頻発してしまいました。
アプリ動作のストレスは新規ユーザーが離れてしまう原因となり、いざという時に動作が重くなるという点がタイムバンクアプリが抱えている問題点だと言えるでしょう。
タイムバンクはユーザーが一斉にアクセスするようなイベントを開催しているため、急激なアクセス増加に対応できるキャパシティを確保する必要があると思われます。
まとめ
ユーザーにとって不都合な点はまだ残るものの、CMを中心としたプロモーションや大規模キャンペーンの成果もあり、着々とユーザー数を伸ばしているということが今回のキャンペーンでわかりました。
これまでのキャンペーンとは一線を画す盛り上がり方でしたので、多くの参加者がユーザー数の増加を感じたのではないでしょうか。
タイムバンクが今後成功するのか、あるいは赤字から脱却できずにクローズされてしまうかの分水嶺に差し掛かりつつあります。タイムバンクの行く末を見守りつつ、これからのキャンペーンを楽しみにしましょう。