タイムバンクでかかる5つの手数料について解説します




タイムバンクを利用する上で、いくつかの手数料が存在することをご存知でしょうか?

手数料はできるだけ安く済ませたいもの。今回は、タイムバンクでかかってくる5つの手数料と、できるだけ手数料を節約する方法をご紹介します。

タイムバンクをどのように使いたいかによってやり方が変わってきますので、そこも含めて解説していきます。ぜひ本記事をよく読んで、あなたに最適なやり方を見つけてください。

タイムバンクでかかる5つの手数料

タイムバンクでかかってくる5つの手数料について、一つ一つ紹介していきます。先に知っておくことで思わぬ手数料を払わなくて済みますので、きちんと把握しておいてくださいね。

手数料①:入金手数料

タイムバンク内で支払いを行う手段として

  • ・残高支払
  • ・クレジットカード決済

の2通りがありますが、このうち、残高に入金するのに手数料がかかります。

手数料は、5万円までの入金に対しては一律540円、5万円以上では入金額の1.08%がかかります。

5万円以上では手数料が一律1.08%ですが、5万円以下では1回の入金額が小さければ小さいほど割高になる、という仕組みです。

セール品を買いたいだけの人にとっては数万円の入金は不要なので、540円の負担は大きいものになるでしょう。

最近はあまり行われていませんが、稀に入金手数料無料キャンペーンが行われますので、そういった機会に入金すると手数料を節約できます。

そくほう
アプリ上では入金手数料について明記されていますが、実際に入金してみると手数料がかからないようになっていました。現在では無料で入金することができますよ。

手数料②:出金手数料

入金だけでなく、残高から出金するのにもお金がかかります。

手数料は入金と同様に、5万円までの出金に対しては一律540円、5万円以上では出金額の1.08%がかかります。

出金額が小さければ小さいほど割高になりますし、540円以下の出金は不可能な仕組みです。なので、招待コード(300円)を一度使っただけでは出金できず、アプリ内で使うしかありません。

手数料③:時間の購入手数料

専門家の時間の売買において、時間を購入する際に手数料がかかります。

時間を購入する方法は「簡単購入」と「トレード」があり、購入方法によって手数料が変わります。

  • ・簡単購入:10%
  • ・トレード:1.08%

手数料としては10倍近く違うので、「トレード」で購入した方が圧倒的に得ですね。

なぜここまで違うかというと、「トレード」で時間を購入するには「板取引」という投資経験者向けの仕組みを使う必要があり、しかもトレードで購入した時間を使うためにはいくつかのステップを踏む必要があるからです。

それに対し、「簡単購入」ではサービス単位で時間を購入でき、しかも自動的にサービス申請まで行われるので、初心者に優しい仕組みです。知識や手間の代償として手数料を払うという事ですね。

ちなみに、こちらが簡単購入で時間を購入する画面です。スキル(あるいは仕事)ごとに販売されているので時間を購入しているという印象はありませんが、これが「簡単購入」という仕組みです。

手数料④:時間の売却手数料

専門家の時間を売却するのにも手数料がかかります。

時間の購入と異なり、時間の売却は「トレード」からしかできません。手数料は売却額の1.08%です。

普通にセール品を購入したり、サービスを使っているだけでは時間を保有している状態になることはありませんので、初心者やタイムバンクセールだけをやっている方は時間を売却する機会は無いでしょう。

そくほう
時間の売却自体が上級者向けの機能ですので、時間の売却手数料については意識しなくて問題ありません。

手数料⑤:時間の販売手数料

この手数料もごく一部のユーザーにしか払う機会がないと思いますが、タイムバンクで自身の時間を売る場合、売上に対して一定の手数料が引かれます。

専門家として時間を販売した場合は4割が引かれますが、ユーザーとして出品した場合はそこまで高い手数料ではないでしょう。正確な手数料は分かっていませんが、おそらく2割程度かと思います。

逆に、手数料がかからない操作は?

「入金」「出金」「時間の購入」「時間の売却」以外の操作では手数料がかかることは基本的にありません。

つまり、

  • ・タイムバンクセール品の購入
  • ・割引クーポンの購入
  • ・クレジットカード決済

については手数料はかかりませんので、例えばタイムバンクセールや通販商品の購入にだけ利用している方は手数料を支払う機会は無いでしょう。

勝手に手数料が乗せられている、ということもないので、ご安心ください。

手数料で損をしないようにするには?

以上を踏まえた上で、タイムバンクでの手数料を節約する方法をご紹介します。

タイムバンクで何をやりたいかによってやり方が変わってきますので、ご自身に当てはまる項目を読んでみて下さいね。

タイムバンクセールだけをやりたい人

タイムバンクセールでは、一度に使う金額は高くても数千円、通常は数百円で済みますので、手数料が540円以上かかってしまう残高への入金はおすすめできません

招待コードの報酬(1回300円)が残っているうちは残高支払を行い、足りなくなった場合は「クレジットカード決済」がおすすめです。

「クレジットカード決済」では、クレジットカードをアプリに登録する必要はあるものの、手数料とは無縁となります。むしろクレジットカードによるポイントがもらえますので、残高に入金するより二重の意味でお得になりますよ。

私は「Kyash」というバーチャルクレジットカードを使ってポイント二重取りを行っています。決済額の3.2%がポイントとして付与されるのでお得です。「Kyash」の使い方はこちらの記事でご紹介しています。

お店のクーポンも使いたい人

タイムバンクのクーポンでは、飲食店や美容室、旅館などのチケットが高い割引率で販売されています。

クーポンの支払いでも「残高支払」「クレジットカード決済」を選ぶことができますが、手数料的にお得なのはやはり「クレジットカード決済」です。

クレジットカード決済ならポイントがもらえるのに対し、残高支払するための入金では手数料がかかっしまうので、クレジットカード決済をしない手はありません。

「よく分からないアプリにクレジットカードを登録するのはちょっと…」という方もいるのではないでしょうか?決済を専門とする上場企業が生み出したサービスなので、信頼して良いと思いますよ。タイムバンクの信頼性についてはこちらの記事で解説しています。

専門家の時間を買いたい人

セールやクーポンの利用だけならクレジットカード決済がおすすめなのですが、専門家の時間を購入したいとなると事情が変わってきます

クレジットカード決済で専門家の時間を購入するには「簡単購入」しか方法が無く、この方法では手数料が10%も取られてしまいます。「簡単購入」なら購入~サービス申請までの手間を省くことはできますが、手数料を節約したい方には、1.08%となる「トレード」がおすすめ

これがトレード画面です

「トレード」で時間を購入するのは残高支払のみですが、まとめて入金すれば入金手数料は1.08%となり、時間を購入する際に購入手数料1.08%がかかるので、手数料の合計としては2.16%となります。「簡単購入」の場合の5分の1で済みますね。

数万円をまとめて入金できるのであれば、入金した上で残高支払するのが最も手数料を節約する方法です。

まとめ

タイムバンクでかかる5つの手数料と、手数料をもっとも安くするための方法をご紹介しました。

思わぬところで手数料を取られてしまうと悲しいですよね。手数料についてしっかり把握して、できるだけお得にタイムバンクを活用してください。