1億円キャッシュバック祭は失敗だったのか?ユーザーの反応とデータで振り返る




最大1万円までの商品が実質無料となった「1億円キャッシュバック祭」ですが、みなさんは参加されましたか?

テレビCMでは一切触れずにアプリ上の通知とSNSでのみ告知されたこのキャンペーンですが、常識外にお得すぎる内容とは裏腹に、意外と盛り上がりに欠けたまま終わってしまった印象です。

果たして、今回の1億円キャッシュバック祭は失敗だったのでしょうか?タイムバンク証券が独自に調査したユーザーの反応と購入データでキャンペーンを分析したいと思います。

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2019年10月18日

1億円が無くなるまで

「1億円キャッシュバック祭」はユーザーの1回の購入に対して1万円を上限にキャッシュバックし、キャッシュバック額が合計1億円に到達したら終了というキャンペーン内容でした。

つまり、1万円以下の商品なら、1,000円でも5,000円でも実質無料となり、1万円を超える商品の場合は超えた分だけ支払い、ということになります。

キャッシュバック額推移のグラフ

キャッシュバック額の進捗はアプリ画面で確認することができましたので、時系列でグラフを作成してみました。

縦軸がキャッシュバック額、横軸が時間を表し、開始時刻(6月21日18:00)から終了時刻(6月26日00:10頃)までのキャッシュバック額の推移を示しています。

0-24時間:認知されなかった初日

1億円キャッシュバック祭は6月21日18:00スタートでしたが、キャンペーンのアナウンスがSNSとアプリ内だけだったこともあり、初日はほとんどのユーザーに認知されませんでした。

上のグラフも24時間経過時点までは緩やかです。

キャンペーン内容を読んだ人も、「本当にキャッシュバックされるの?」という疑問が先行し、購入までの出足が遅くなったようです。

24-90時間:2,3日目で参加者が増加

キャンペーン内容の認知が遅れたものの、2〜3日目にかけて参加者が増加し、キャッシュバックが加速しました。

1.5日経過時点からグラフの傾きが変わっていますので、ここで参加人数が増加したと思われます。

90-102時間:終盤まで参加者数は伸びず

以降はキャッシュバック額の伸びに変化はなく、キャンペーン参加者もほとんど増えていなかったことが伺えます。

グラフの96時間あたりでグラフが凹んでいますが、これは新商品が登場する18:30を狙って買い控えが起こっていたためです。

買い控えの反動で6月25日分のキャッシュバックを受けるために一気に購入が増加し、終了間際を察知したユーザーが最終日分のキャッシュバック枠を獲得するため、日付が変わった直後に最終日分の購入が集中して終了を迎えました。

最終日(6月26日)は数分しか猶予がなく、備えていなかったユーザーは最終日分のキャッシュバックは受けることができませんでした。

1億円キャッシュバック祭の参加者数は?

キャンペーン期間中の平均購入額

タイムバンク証券の調べで、1億円キャッシュバック祭中の購入平均額は約3,200円であることが分かりました。

最大1万円まで無料になるものの、飲食店や宿泊のクーポンチケットは利用できるエリアが限られるため、比較的単価の低い通販商品に注文が集中したようです。その結果、購入平均額としては約3,200円と低めになりました。

1,000円前後の通販商品が人気だった

平均購入額から参加者数を計算

購入平均額がわかれば、1日あたりのキャッシュバック額から参加者数を計算することができます。

48時間〜72時間のキャッシュバック額は2,370万円でした。そのことから、単純に割り算するとキャンペーン参加者は7,483人、約7,500人だったということが分かります。

単純な計算ゆえに誤差もありますが、1億円キャッシュバック祭の参加者数としては1万人いたかどうか、というところでしょう。

1億円キャッシュバック祭は失敗だった?

タイムバンクの登録者数は10万人を超えているはずですが、1億円キャッシュバック祭の参加者が約1万人という規模では、既存ユーザーが参加しきれていなかったのはもちろん、新規ユーザーの獲得にはあまり結びついていないことが伺えます。

では、1億円キャッシュバック祭は失敗だったのでしょうか?

新規獲得のためのPRとしては微妙

キャッシュバック祭が開始してから新規ユーザーが増えたことは確か(タイムバンク証券の招待コードを使っていただく回数が増えました)ですが、増加の程度としては小さく、1億円に相当するPR効果があったとは思えません。

1億円という費用と比べると、PR手段としては失敗だったという印象です。

既存ユーザーのイメージアップとしては絶大

一方、キャンペーンに参加したユーザーからは大絶賛され、既存ユーザーのタイムバンクに対する評価は向上したようです。

https://twitter.com/shiichan2014/status/1143641653208465408

https://twitter.com/tsukayan_otoku/status/1143539599077019650

https://twitter.com/Shibatasannchi/status/1143535727151476736

これまでの数量限定フラッシュセールは時間をかけても買えないリスクがありましたが、今回の1億円キャッシュバック祭は参加ユーザーにとって得する一方で、これまで不満を持っていたユーザーも印象が大きく変わったことでしょう。

通販やクーポンチケットの利用体験に成功

1億円キャッシュバック祭の成果としては、既存ユーザーに通販やクーポンチケットの利用体験をさせることができた、というところです。

使った本人がリピーターになる可能性はもちろん(クーポン利用のリピート率は22%と言われます)、届いた通販商品がSNSで投稿されてアプリのPRとなるかもしれませんし、あるいはリアル店舗で使われることで他のお客さんがタイムバンクを知るきっかけになるかもしれません。

波及効果まで考慮すると、アプリの利用体験をさせることができたというのはかなりの成果です。

1,500人以上が購入しているクーポンも

1億円を次に活かせるかどうかがカギ

キャッシュバックの1億円は終了から2週間後にユーザーに付与されます。

この1億円の残高を使ってもらえるかどうかが1億円キャッシュバック祭の肝心なところです。

アプリから出金されてしまっては完全に失敗なので、うまくサービス利用に結びつけ、タイムバンク内の経済を活性化させられるかどうかが今後の大きな課題となります。

まとめ

「神キャンペーン」と評されている1億円キャッシュバック祭について、タイムバンク証券のデータとユーザーの声から振り返ってみました。

キャンペーン成否の結論としては、PRとしては失敗、利用体験としては成功、そしてタイムバンク経済活性化は今後の工夫次第、といったところです。ユーザーに付与される1億円の使い道次第で運営的な成否が分かれるのではないでしょうか。

運営側としても新しい挑戦であるため手探りで進めているとは思いますが、他のクーポンアプリとは一線を画した取り組みを行っていて、今後もどのようなキャンペーンを行うのか楽しみですね。

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