株主優待で一躍人気となった「ひろぎんホールディングス」ですが、優待はいつ到着するのか疑問に思っている人が多いと思います。
ひろぎんHDが優待を設定したのは2020年10月1日。まだ優待が設定されてから日が浅いので、実際に受け取った人はそれほど多くありません。
今回、ひろぎんHDの株主優待を実際に受け取ることができました。その実績から、株主優待・配当の正確な到着日をご紹介したいと思います。
目次
ひろぎんホールディングスの株主優待の到着日程
到着日はズバリ「6月28日」
結論から言って、ひろぎんホールディングスの株主優待は6月28日に届きました。
発送元は三菱UFJ信託銀行の大阪証券代行部。私は関東住まいですが、関西の人はもっと早く到着していたかも知れません。
権利確定日が3月末ですので、権利確定〜優待到着までおよそ3ヶ月ということになります。
6月28日に届いた理由
6月28日の理由は、株主優待が期末配当の通知に同封されていたためです。
ひろぎんホールディングスは3月末決算の企業なのでIRスケジュールは次のようになります。
- 3月末 :権利確定
- 5月中旬:決算発表
- 5月末〜:株主総会招集通知発送
- 6月上旬:株主総会招集通知到着
- 6月中旬:定時株主総会(配当が決定)
- 6月末 :配当振込通知(株主優待が同封)
ひろぎんホールディングスは配当振込通知に株主優待を同封するスタイルですので、配当振込通知が届く6月末に到着したというわけです。
ひろぎんHDの優待到着は遅め
同じくカタログギフト系の株主優待である「KDDI」の場合、株主優待は6月2日に届きました。
3月決算の企業の場合、6月前半に優待が届くことが多いですので、ひろぎんHDは比較的ゆっくりな部類です。
配当の到着日程と配当額
配当も6月28日着金
配当の振込日も、優待と同じく6月28日でした。
配当は6月中旬あたりに実施される株主総会で決定されるため、振込はそれより後になるのが一般的です。振込実行〜着金まで多少の時間を要しますので、着金は6月末あたりになります。
下の画像が実際の入金履歴です。
配当額は「当期純利益」で決まる
ひろぎんHDの場合、配当額は「当期純利益」によって決まります。
当期純利益に対応する配当額が表となっていて、これに純利益を当てはめることで自動的に配当額が決まる仕組みです。
2020年度は「1株24円」に決定
2020年度の当期純利益は、事前の予想通り215億円での着地となりました。
これを上の配当目安テーブルに当てはめると、(1)安定配当が18円、(2)業績連動配当が6円となり、合計24円が1株あたりの配当額となります。
配当利回りは約4%
ひろぎんHDの株価は600円ほど(2021年6月時点)ですので、配当利回りとしては約4%となります。
配当利回りは3.0%を超えれば高配当の部類ですので、ひろぎんHDは文句なしの高配当株です。
これに優待利回りも乗ってくるので、ひろぎんHDは個人投資家にとって人気株となりそうです。
優待人気で個人投資家が増えすぎると、今度はひろぎんHDの負担が大きくなり、優待改悪のリスクが出てきます。保有投資家の人数はひろぎんHDに投資する上で着目ポイントです。
まとめ
ひろぎんホールディングスの株主優待・配当の到着日についてご紹介しました。
今回は2021年3月期の実績をもとにご紹介しましたが、基本的に例年同じスケジュールとなると予想されます。
来年も6月28日前後に優待・配当が到着すると思いますので、ひろぎんHDに投資した際の参考にしてもらえればと思います。
株主優待・配当の到着スケジュールは基本的に例年同じです。ひろぎんHDに投資した場合、ぜひ今回紹介するスケジュールを押さえておいてくださいね。