【 TBMトークン 報酬プログラム】 開始2週間の結果まとめ




TBMトークン報酬プログラム 2週間の結果をまとめました

前回に引き続き、TBMトークン報酬プログラム2週間の結果を解析していきます。

初日から14日目までの全168回の結果をグラフに示しましたので、ご覧ください。

このデータを基に、TBMを獲得しやすい曜日と時間帯、そして2週間の傾向を解説します。

2週間の獲得TBMの傾向

初日から2週間目までの1日ごとの獲得TBMの平均値をグラフにしました。数値が大きいほど、TBMが獲得しやすかった事を示しています。

13日目に当たる水曜日が頭一つ抜けてTBMを獲得しやすく、次点で14日目に当たる木曜日がTBMを獲得しやすかったことがわかりました。

13日目の平均獲得TBMは1円取引当たり約1.2であり、この2週間の最低値であった初日の約0.3のおおよそ4倍です。

先週だけで見た場合の効率の差が初日と5日目の約2.3倍だったのに対し、2週間の通しではかなり差が大きくなってきていることがわかります。

一方、2週間目だけで効率の差を見ますと、最低が12日目の約0.6でしたので、差は2倍程度に収まっています。

獲得効率そのものは、1週間単位で見ればに平均化の傾向にあるようです。

また、グラフを一見してわかるように1週間目よりも2週間目の方がTBMを獲得しやすいことがわかります。

1週間目の平均獲得TBMを更に平均した値(1週間目全体の平均獲得TBM)は約0.5だったのに対し、2週間目全体の平均獲得TBMは約0.8でした。

つまり、1週間目よりも2週間目の方がに約1.6倍のTBMを獲得しやすかったということです。


詳細に分析しますと、1週間目の最高の平均TBM獲得効率だった5日目(火曜日)が約0.7であったのに対し、2週間目の最低の平均TBM獲得効率だった12日目(火曜日)が約0.6であり、

1週間目の最高の獲得効率と、2週間目の最低の獲得効率ほとんど差がないことがわかります。

そして前述したように、に1週間目の最高獲得効率が火曜日、2週間目の最低獲得効率も火曜日であった点は興味深いところです。

同じ曜日、そしてどちらも三連休明けと、同じ条件でありながら傾向が正反対になっているのは、前週の傾向をユーザーが参考にして取引している証拠と言えます。

1週間目に最も効率の良かった曜日ということで、ユーザからの注目度が高かったために特に前週の傾向に影響されやすかったと考えられます。

続いて、8日目~14日目の1週間の動きを曜日毎に解析して行きます。

曜日毎のTBMを獲得しやすい時間帯

8日目(金曜日)


12:00~13:59にTBMを獲得しやすい時間帯があり、定時以降の17:00~22:59は獲得効率の良い時間帯がほぼ交互になっています。

先週の金曜日(初日)は昼休みに当たる12:00~12:59が最低効率だったのに対し、2度目の金曜日である13日目は同時間帯が最高効率となっています。

昼休みは比較的取引がしやすい時間帯であるにもかかわらず最高効率だったということは、前週の傾向を見たユーザーが取引を敬遠した可能性を示唆しています。

このデータの前日である木曜日(7日目)は12:00~12:59の獲得効率が特別に低かったわけでも、また高かったわけでもないので、前週の傾向に引きずられた蓋然性はやはり高いと言えるかと思います。

また、定時以降に時間帯が交互になっているのは、1時間毎の傾向を見ながら取引しているユーザーがいるものと考えられます。

前の時間帯が取引が少なければ、チャンスであると考えてTBM獲得のために取引を入れているわけですね。

9日目(土曜日)


13:00~13:59、15:00~15:59と20:00~23:29の時間帯がTBMを獲得しやすくなっています。

14:00~14:59に一旦大きくTBM獲得効率が落ちていますが、前週の土曜日(2日目)は逆に14:00~14:59の獲得効率が大きく上がっており、ここでも前週の傾向が参考にされた可能性が高いと言えそうです。

日中に取引量が多く(=獲得効率が悪く)、夜間に取引量が少なく(=獲得効率が良く)なるのは前週と同じでした。

10日目(日曜日)


12:00~12:59のお昼時と、19:00~19:59に比較的獲得効率の良い時間帯がありましたが、全体としては目立って効率の良い時間帯があるわけではありませんでした。

前述の2カ所の時間帯と、競争の激しかった23:00~23:29を除けば、獲得効率はほぼ0.6前後を指しており、かなり平均化が進んでいることがわかります。

11日目(月曜日)


この日は前日日曜日の『秋分の日』の振替のため休日でした。

15:00~15:59と、23:00~23:29に獲得しやすい時間帯があります。

獲得しやすい時間帯を除くと、前日と同様に獲得効率は0.6付近に集中しています。

先週の休日は平日以上に変動が激しかったのですが、2週目に入って早くもユーザーが効率に偏りがあれば埋めるように動くようになってきている様子が窺えます。

休日は1日のうち好きな時間帯に取引できることもあり、平均化が進みやすい傾向にあるようです。

23:00~23:29の時間帯は前日に競争が激しかった反動か、TBMを獲得しやすかったようです。

12日目(火曜日)


この日は前週と同様、3連休を挟んでの2回目の平日でした。

獲得効率を見て行きますと、12:00~16:59に獲得効率の良い時間帯が存在します。

定時である17:00から競争が激化しているのは金曜日(8日目)と同じです。

そして、23:00~23:29に獲得効率の良い時間帯が存在します。

前日である月曜日の同時間帯の効率が悪かった反動で取引を控えた結果であると推測できます。

13日目(水曜日)

前述しましたように、この日は現在までで最高の獲得効率を誇った日です。

12:00~12:59に過去最高のTBM獲得効率を付け(1円取引当たり約2.7)、その後13時台には急落しますが、14:00~16:59は概ね獲得効率は高水準で推移しています。

急落の原因は、前日の15:00~15:59の獲得効率が良かったために、逆張りをしたユーザーがいた可能性を示しています。

17:00の定時以降の獲得効率は時間帯毎に交互になっており、1時間毎の傾向を見ながらの獲得競争があったようです。

14日目(木曜日)


この日はかなり特異な獲得効率の変動が見られました。

勤務時間帯は概ね獲得効率が悪く、17:00の定時以降に獲得効率が急上昇しています。

20時台と22:59~23:29は日中よりも獲得効率が悪いですが、その他の時間は全て日中よりも獲得効率が上です。

通常の平日とは全く逆の動きとなっており、ユーザーが逆張りに大きく動いたことを示しています。

取引効率の良い時間帯を狙った取引が増加し、取引効率の悪い時間帯を敬遠して取引が減少する。

このプロセスを繰り返すことで平均化が進行するわけですが、この日は通常通りの取引をするユーザーが少なく、逆張りが目立ってしまったようです。

しかし、このことからも平均化プロセスが進行しつつある事が明確になったのではないかと思います。

TBMを獲得しやすい時間帯

前週に引き続き、平日は12:00~16:59の時間帯が最もTBMを獲得しやすいのですが、

平均化のプロセスが進展しているためにあまり日中と夜間の差のない日、そして逆に日中に効率が悪く、夜間に効率の良い平日も出てきています。

休日については1日のうち好きな時間に取引しやすいためか、平日以上に強い平均化の傾向が見られました。

ただし、全体としては前日や前週の傾向の逆の動きになることが多いようですので、現時点では逆張りよりもむしろ順張りしたほうがTBMを獲得できる可能性が高いようです。

まとめ

前回の考察では平均化が進行すると予測しましたが、10日目、11日目に平均化がかなりはっきりと見られました。

また、14日目には平日にもかかわらず通常と全く逆の動きを見せるなど、ユーザーが過去の動きを参考にしながらも、かなり大胆な戦略を取って取引している様子が今回の解析で浮き彫りになったのではないかと思います。

休日の平均化は比較的早く進みそうですが、平日の獲得効率が安定するまでにはまだ時間がかかりそうです。

1時間単位での攻防や、前日や前週の傾向を参考にした逆張り・順張りなど、当面はユーザー同士の読み合いによって日々の動きにバラツキが出そうです。

長期的には平均化して行くとの予想は変わりませんが、14日目のような意外な動きがまた起こる可能性もあり、目が離せませんね。

今後とも動向を注視して行きたいと思います。