AGCは配当利回り4%超の高配当銘柄です。
配当目的で保有している投資家が多いですが、配当がいつ入金されるか、疑問に思っている人も多いでしょう。
本記事では、AGCの配当の入金日について、正確な日付で解説します。
また、最後には2025年までの配当額予想について紹介します。
過去の配当入金日
まず、過去の配当入金日を見てみましょう。
以下、2019年以降の入金日をまとめました。
年度 | 中間 | 期末 |
---|---|---|
2019年度 | 9月6日 | 翌年3月30日 |
2020年度 | 9月8日 | 翌年3月31日 |
2021年度 | 9月8日 | 翌年3月31日 |
2022年度 | 9月8日 | 翌年3月31日 |
2023年度(予想) | 9月8日 | 翌年3月29日 |
入金日の傾向
基本的に、中間配当は9月8日、期末配当は3月31日に入金されます。
今後も同じ日程で入金される可能性が高いでしょう。
ただし、土日に重なった場合は日程が早まります。
例えば、2019年度は9月8日が日曜日だったので、9月6日(金)となりました。
今後の入金日の予想
2023年度は、中間配当が2023年9月8日(金)、期末配当が2024年3月29日(金)になると予想しています。
3月31日は日曜日なので、2日早まる見通しです。
この考え方で、今後5年間の配当入金日を予想しました。
年度 | 中間 | 期末 |
---|---|---|
2023年度(予想) | 9月8日 | 翌年3月29日 |
2024年度(予想) | 9月6日 | 翌年3月31日 |
2025年度(予想) | 9月8日 | 翌年3月31日 |
2026年度(予想) | 9月8日 | 翌年3月31日 |
2027年度(予想) | 9月8日 | 翌年3月31日 |
今後の配当額の予想
減配の可能性は低い
AGCは世界最大手のガラスメーカーですが、業績は需要に左右されるため、利益は不安定です。
ただ、2021年以降の1株配当は210円で安定しています。
配当性向には余裕があるので、減配される可能性は低いでしょう。
原材料(エチレン・原油など)価格の上昇や、市場シェアが低下することで業績が悪化し、減配につながる懸念は常にあります。
2025年までの配当予想
今後の業績予想をもとに、2025年度までの配当予想を立てました。
年度 | 1株利益 | 1株配当 |
---|---|---|
2023年度 | 481円 | 210円 |
2024年度 | 594円 | 240円 |
2025年度 | 689円 | 270円 |
業績拡大で増配が続く
1株利益は今後3年間で伸びる見通しです。
それに伴い、配当も増配されると予想しています。
AGCは株主還元方針として「配当性向40%」を掲げており、1株利益予想の40%を配当予想としました。
その結果、2024年度は+30円の240円、2025年度はさらに+30円の270円の配当になる見通しです。
まとめ
AGCの配当の入金日について解説しました。
入金日は基本的に例年同じで、中間配突は9月8日、期末配当は3月31日となります。
土日が被った場合は早まると覚えておいて下さい。
今後の配当額ですが、業績は拡大する見通しのため、配当は増配されそうです。
現時点でも利回り4%の高配当銘柄なので、さらに増配されれば、株価が上昇することが期待できます。
したがって、配当面でも株価面でも買い時であると考えています。
上記の業績予想はJPモルガンの証券レポートを参考にしました。