【株投資】コロナショックでKDDIは「買い」。内需株・高利回り・5G関連で下落リスクは限定的

KDDIが買いである3つの理由を解説




コロナショックで大荒れの株式市場ですが、影響の少ない割安株には買い戻しの動きが出てきました。

その中でも注目しているのがKDDIです。KDDIは売り上げの95%を国内が占める内需関連株であり、さらにヒト・モノの移動が滞っても収益を維持できる通信インフラ企業という特徴があるため、コロナショックによる連れ安では「買い」であると判断しています。

ただし、コロナウイルスの影響が収束しない以上、日経平均が続落し、KDDI株が連れ安する可能性も考えられ、判断が難しいところ。

今回は、KDDIが買いであると考える3つの理由と、KDDI株の買い時、そして主な下落リスクを考察しました。

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2020年3月23日

コロナショックによるKDDIの値動き

コロナショック前は3,300円以上で推移していたKDDI株価ですが、2月27日に3,300円を割れて以降、荒い値動きが続いています。

3/2から一度は反発したものの、3/15には5ヶ月ぶりとなる3,000円割れとなってしまいました。高値からはおよそ2割の下落幅です。

KDDIはアナリストからの評価も高く比較的強い値動きを保っていますが、それでも下落しているのは、指数連動型のETFが売られていることと、中長期の外国人投資家が売りに回っていることが原因だと言われています。

しかし、コロナウイルスの影響による業績懸念は比較的小さく、連れ安で下げている現在の株価はかなりの割安であると考えられます。

次に、KDDIが買いであると考える3つの理由を解説していきます。

KDDIが「買い」である3つの理由

理由① 国内売上が大半を占める「内需関連株」

KDDIは国内のでの売り上げが大半を占める内需関連株です。

KDDIの2019年度セグメント売り上げは次の通り。

地域セグメント売上高
国内パーソナルセグメント3兆9,112億円
ライフデザインセグメント5,794億円
海外グローバルセグメント2,088億円
その他992億円
合計5兆804億円

KDDIの売り上げは国内95%、海外5%という比率であり、海外比率が低いため、コロナウイルスによる国同士のヒト・モノの流れが途絶えても、影響は最小限で済むと予想されます。

それどころか、リモートワーク拡大や、自宅にいる時間が長くなることでau関連サービスへの接触時間が長くなるなど、増収が見込める事業領域もあるでしょう。

理由③ 高い配当・優待利回り

業績好調の優良株でありながら、コロナショックで大きく売り込まれたことで、配当・優待利回りが大きく上昇しました。

KDDIの利回り
  • 【株価】
    2859.5円(2020年3月16日)
  • 【配当利回り】
    4.02%(配当115円/年)
  • 【優待利回り】
    1.05%(優待3000円分/年)

配当利回りだけでも4%超え、優待利回りも合わせた総合利回りは5%を超えるほどです。

この利回りは成長余地の限られた成長鈍化企業ならともかく、まだ成長余地のあるKDDIとしては割安であると考えられます。

ただし、コロナショックによる影響がゼロとは言えませんので、一時的に配当利回りが低下する可能性は否定できません。

理由② 今後の成長が期待できる「5G関連株」

KDDIは今話題の5G関連株で、2020年3月から商用化を予定しています。

期待される事業としては、まず自動運転。

5Gで大容量通信が高速化されることで、5G基地局と連携した自動運転技術が可能となり、自動運転の定義段階(レベル0~5)の中で2番目に高度なレベル4(走行エリアは限定されるが、運転席は無人の状態)を実現しています。

また、遠隔ロボットを自身の分身として操作したり、無人建機による安全な災害復旧作業を行う実証実験にも成功しています。

5Gによる新サービスでKDDIの収益機会が増えることが予想され、長期目線で「安いところは買い」で間違いないと考えています。

KDDI株の買い時

買い時①:減配でさらに下落した時

KDDIの決算が3月末に控えていますが、そこで減配が発表された場合、株価が急落する可能性があります。

しかし、たとえ減配したとしても一過性のものだと予想され、減配で急落したところが買い時となるかもしれません。

買い時②:コロナウイルスが収束に向かった時

コロナウイルスが収束に向かえば、コロナショックで下げた株が一気に上昇するでしょう。

下落局面ではどこまで下落するのがわからず、買いで入るのはリスクですが、コロナショック明けすぐの上昇中に買うことでリスクを抑えることができます。

KDDIを買うリスク

購入後の減配

内需関連企業とは言え、KDDIが減収となる可能性は十分にあります。

2001年以降、18年間連続増配の実績はあるものの、減収となれば減配は避けられず、株価下落リスクであると言えるでしょう。

どのような結果となるのか、2020年3月期の通期決算が注目されます。

日経平均の大幅続落

日経平均は3月17日現在、17,000円台で踏みとどまっていますが、16,000円を下回ると損切りが多発すると予測されており、KDDIも連れ安となることは避けられないでしょう。

日銀が株の買い入れ目標を倍に引き上げて株価を支えています。今後は16,000円以上を維持できるかどうかが焦点となるでしょう。

私の買いポジションを公開

私は3,070円で100株購入し、さらに下落した2,820円でもう100株を妻が購入しました。

平均取得価格は2945円という買いポジションを取っています。現在のところは-2万円ほどの含み損ですが、長期的には自信のあるポジションですので、NISA枠を活用して長期保有したいと考えています。

3月末に優待二つと200株分の配当をもらえる予定です。

まとめ

コロナショックによるKDDI株への影響や、私が購入した理由を解説しました。

日経平均株価は16,000円台を付けるほどにまで下落しており、まだオリンピック中止や国内感染の拡大など、株価に織り込まれていないリスクがあると考えられます。

短期的視点では「買わない」という選択肢が有力かもしれませんが、長期的には間違いなく買い場。コロナショックの中でも強い銘柄はありますので、そういった銘柄を選別してピンチをチャンスに変えていきたいですね。




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