2020年のKDDIへの投資結果と今後の投資スタンス – 1年の投資で15,300円の利回りと10%以上の含み益

KDDI株への投資実績と今後の見通し




優待と利回りの高さが人気のKDDI株ですが、みなさんは投資しているでしょうか?

私は2019年からKDDIを現物保有して放置状態ですが、2020年3月期の優待・配当を獲得したことで1万5,300円の利益になっていました。

今年の配当のお知らせにはauPAYクーポンも付いていて、株主にとって嬉しいサプライズでしたね。

本記事では2019年〜2020年のKDDIへの投資結果と、今後の投資スタンスについて書いていきたいと思います。

1年間のKDDI投資結果

2019年〜2020年のKDDI投資結果をまとめると次のようになりました。

  • 投資額:292,000円
  • 含み益:+21,900円
  • 配当 :+12,000円
  • 優待 :3,000円分カタログギフト
  • その他:auPAY300円クーポン

1年で15,300円の実現益なら十分ですね。

今後も売る気はないので、含み益は有って無いものとして考えています。

auPAYの300円クーポンは2020年3月末権利確定分の「配当のお知らせ」に同封されていました。

現金同等なので利益としてカウントしています。

KDDIの総合利回り

購入当時の株価2,920円で計算すると、2020年の利回り(配当+優待)は5.24%という結果です。

2020年の利回り計算
(配当12,000円+優待等3,300円)÷投資額292,000円=5.24%

5%を超える総合利回りがあり、今後も成長が見込める企業は貴重です。

高利回り銘柄として有名なJTなどは業績の後退局面にあり、保有しても配当以上の株価下落に見舞われる可能性がありますからね。

そくほう
とはいえ、JTの株も保有しています。利回り7%なら、長期保有で下落以上のリターンが見込めるため低リスクではないでしょうか。

KDDIへの今後の投資スタンス

1株利益400円に向けて株価上昇を予想

KDDIは中期経営計画で、2025年に1株利益(EPS)400円を目標として掲げています。

2020年3月期のEPSは276円であり、5年でEPSを1.5倍にするという野心的な目標ですが、5G通信の本格運用による通信料の上昇や、通信キャリアとしての顧客基盤を活かした決済・金融事業の成長性を考えれば、”絵に描いた餅”とは言えない具現性があります。

仮にEPS400円が実現すれば、成長性も加味して株価5,000円が正当化されます。

この辺りの話はこちらの記事にまとめていますので、長期で投資しようと思っている人は参考にしてください。

200株で長期保有予定

高い利回りと成長性は魅力ですが、全力投資は怖いところ。

どんなに魅力を感じる企業でも、株はリスクの高い金融商品ですので、分散投資が基本だと考えています。

私(我が家)の場合、株主優待のメリットを最大限に活かすため、私が100株、妻が100株の合計200株で長期保有を続ける予定です。

今後1年で株価3,500円を目標としていますが、成長の道筋が具現化すれば余裕でクリアする水準だと予想してます。

2020年のKDDIへの投資結果と今後の投資スタンスまとめ

KDDI株へ投資した運用実績をご紹介しました。

KDDIの成長ドライバーは携帯キャリア2位の顧客基盤を活かした金融事業ですが、決済アプリ「auPAY」のユーザー数は2,200万人を超えるまでに拡大し、auPAYを中心とした通販サービス、投資サービス、カードローン、保険事業の成長に期待ができる滑り出しだと言えるでしょう。

事業拡大を背景に増配・自社株買いを続けていく方針であり、KDDI株に投資するメリットは大きいのではと思います。