3月末の権利付最終売買日で持ち越す12銘柄と、配当利益合計・配当利回りまとめ

3月末に配当を取る12銘柄と配当額合計を紹介




いよいよ3月27日、2020年3月決算銘柄の権利付最終売買日がやってきました!

多くの企業が決算を迎える3月末は配当・優待の権利が確定する重要な時期。今年は3月27日が「権利付最終売買日」となっており、この日に株式を保有することで配当と優待をもらうことができます。

新型肺炎の感染拡大リスクが意識される中、どの銘柄を持ち越すか、あるいは売っておくか非常に悩ましいところ。

私は保有数を少し減らしつつ、12銘柄を持ち越して配当を取ることに決めました。今回はその12銘柄と持ち株数、そして配当予定額を公開したいと思います。

そくほう
私自身の備忘録的にまとめたものですが、投資する上での参考になれば嬉しいです

3月末に持ち越す12銘柄

さっそくですが、こちらが私が持ち越す予定の12銘柄です。

長期保有銘柄もありますが、最近の下落で買った銘柄が多めです。銘柄選定の理由は下で紹介しますね。

銘柄株数株価配当予定
KDDI200株3,262円11,000円
NTT100株2,587.5円4,750円
ソフトバンク200株1,414.5円8,500円
三菱UFJ FG300株439.2円3,750円
三井住友FG100株2,883円9,000円
伊藤忠商事100株2,203円4,250円
三菱商事100株2,403.5円6,800円
三井物産100株1,553円4,000円
豊田通商100株2,554円6,000円
武田薬品100株3,233円9,000円
ゆうちょ銀行200株1,036円5,000円
日本航空100株2,118.5円5,500円
オリックス100株1,388.5円4,100円
ヤマダ電機100株456円(未定)

※株価は3月26日終値です。
※配当予定は最新の決算短信から計算していますが、減配される可能性があります。

投資額・配当合計・配当利回り

持ち越す銘柄の投資額・配当合計・配当利回りは次のようになる予定です。

  • ・投資額合計:341万1,060円
  • ・配当合計 :8万1,650円
  • ・配当利回り:2.39%(年換算4.78%)

新型肺炎の感染拡大が懸念されるため、優良銘柄とは言え下落リスクがかなりあるでしょう。

土日に想定以上の感染者数が出れば、”東京ロックダウン”の可能性が高まり、翌月曜日に急落というシナリオも考えられます。

そのため、全体的に持株数を減らして投資額を抑えめにしています。

しかし、全体的に株価が下落している今、期末だけで2.39%という魅力的すぎる配当利回り。全く投資しないのはもったいないと思い、最低限は持ち越すことにしました。

持ち越し銘柄の基準

権利付最終売買日を持ち越す銘柄は、次の基準で選びました。

長期投資銘柄

商社株・銀行株は長期保有と決めていますので、ブレずに放置を貫きます。

が、残念ながら含み損が多いですね。

携帯メガキャリア・通信インフラ銘柄

不況に強いと言われる通信関連企業は資金が集まりやすいと考え、強気で保有していきたいです。

5Gの商用利用も開始され、これから業績拡大が期待されるテーマ株でもあります。

優待目的の銘柄

KDDI・オリックス・日本航空・ヤマダ電機は株主優待がありますので総合利回り(配当+優待)で考えるとかなり魅力的。

日本航空の持ち越しはギャンブル感があるのでオススメできませんが。

ヤマダ電機は配当が未確定ではあるものの、優待利回りだけで6%超えです。ただし、配当が無配転落すると大口投資家から売り込まれて株価が下落する可能性があり、優待利回りが高いからといって安心はできません。

切るに切れない銘柄

武田薬品は4,000円で買ってしまったので売るに売れません。配当を取りつつ、株価が戻るのを待とうと思います。

7兆円で買収したシャイアーの減損リスクが大きく、新柄コロナウイルスのワクチン開発などで一枚噛まないと、株価はしばらく低迷しそうですね。

まとめ

大荒れの相場の中で、配当を取るか、売っておくか難しい判断ですが、基本的には持ち高を減らしておくのが賢いのでしょうね。

配当を取ってもそれ以上に下落しては意味がなく、しかもその可能性が高いような気がします。

一方、長期目線で見れば明らかに買い場。現在の渡航制限・外出自粛が今年いっぱい続く可能性もありますが、それを耐えきれるだけの財務基盤がある企業や、影響を受けにくい企業を見極めて買っていきたいですね。

中国が3ヶ月で封じ込めに成功した事例もありますので、日本・アメリカでの感染拡大押さえ込みと、これからの株価回復に期待しています。