LINE証券で配当はもらえる?振込タイミングや税金についても解説

LINE証券の配当にまるわる話




LINE証券は新しい投資サービスだけに、「配当ってLINE証券でも受け取れるの?」と不安に思っている人が多いようです。

LINE証券は証券会社大手「野村證券」が出資する証券取引サービスですので、基本的なサービスはしっかりしていて、不安に思うことはありませんよ。

本記事では、LINE証券の配当について詳しく解説していきます。

LINE証券で株主優待を獲得する方法

LINE証券で配当はもらえる?→1株からもらえます!

LINE証券は新しい投資サービスなので「もしかしたら配当はもらえないのでは?」と不安に思ってしまいますが、配当はもらうことができます。

株式を保有している以上、当然の権利ですね。

また、100株未満の単元未満株(=端株)でも株数に応じて配当され、1株でも配当の対象です。

ただし、配当が無い銘柄も存在しますので、持っている株に配当があるかどうかは確認してくださいね。

配当の有無、金額についてはLINE証券の銘柄ページに記載されています。

日本たばこ産業(JT)の配当額。LINE証券の銘柄詳細ページで確認できる

配当を受け取る方法

配当はLINE証券の残高に自動で振り込まれます。

株を権利確定日に持っていればLINE証券が勝手にやってくれますので、何もしなくても大丈夫ですよ。

振り込まれるタイミングは銘柄にもよりますが、権利確定からだいたい2〜3ヶ月後が目安です。

実際にいくらもらえる?→税引後の金額がもらえる

もらえる配当額はもちろん【1株当たりの配当金×保有株数】ですが、株式の利益には20.315%の税金がかかります。

なので、実際に振り込まれる額は2割を引いた金額であることに注意してください。

ただし、LINE証券口座を作る際に「源泉徴収なし」を選択していた場合は別です。その場合は配当額全額が振り込まれますが、年間利益が20万円を超えたら自信で確定申告をする必要があります。

そくほう
余談ですが、年間利益が20万円未満なら「源泉徴収なし」を選んだ方が得です。「源泉徴収あり」を選ぶと利益額に関わらず20%が税金として徴収されますが、「源泉徴収なし」で利益が20万円未満なら税金が取られないからです。

実際に配当を受け取った結果

こちらが実際に配当を受け取った履歴です。

5株を保有している日立製作所(6501)の配当を受け取ったものです。

1株当たりの配当は50円でしたので、配当合計は250円。ここから約2割の税金を引いて、200円が振り込まれたというわけです。

本当は0.315%の端数があるはずですが、切り捨てられていますね。

税金は損失確定で戻ってくる

株の利益で引かれた税金は損失を出したときに戻ってきます。

今回の場合、仮に他の株取引で250円の損失を出したら、日立製作所(6501)の配当で引かれた50円が自動で振り込まれる仕組みになっています。

郵便物も送られてくる

5株だけ保有していた日立製作所(6501)ですが、端株でも株主向けの書類が送られてきます。

しっかり株主気分を味わうことができますよ。

端株保有でも配当金のお知らせが届く

100株以上持っていれば議決権を行使して、経営方針について投票することも可能です。

LINE証券で配当はもらえる?まとめ

最後にLINE証券の配当についてまとめましょう。

LINE証券の配当まとめ
  • ・LINE証券でも配当はもらえる
  • ・(源泉徴収ありの場合)振り込まれる額は【1株あたりの配当×保有株数-税金(20.315%)】
  • ・権利確定日の2〜3ヶ月後に振り込まれる

LINE証券でも他の証券会社と同じように株主の権利はありますので、安心して取引してくださいね。