株価急落のペッパーフードサービスが「意外と買い時」である5つの理由

ペッパーフードサービスのアイキャッチ




巨額赤字、優待廃止、社長交代と揺れに揺れているペッパーフードサービスですが、株価が急落した今、買い時が近づいているかもしれません。

株価は8年ぶりの安値と値ごろ感が出てきました。

また、悪材料を連発した上での社長交代は、膿を出し切ったシグナルとも考えられます。

本記事では、買い時かもしれないと思う5つの理由を紹介していきます。

管理人

私自身はまだペッパーフードサービスの株を買っていませんが、様子を見つつ買っていこうと思っています。

理由① いきなり!ステーキ事業の黒字転換

ペッパーフードサービスは赤字転落してしまいましたが、決算内容は悲観一色ではありません。

というのも、本業のいきなり!ステーキ事業単独では、売上が回復してきているのです。

最新の決算(2022年度2Q)によると、いきなり!ステーキ事業単独では、上期の売上が33億5,300万円、営業利益が5,500万円でした。

一方、2021年度の通期業績は、売上高48億100万円、営業利益は2億8,000万円でした。

2022年度2Qを単純に通期換算すると、売上高67億600万円、営業利益が1億1,000万円ですので、売上は前年度を大幅に上回ります。

以下が比較表です。

2021年度 通期2022年度 上期
売上48.01億円33.53億円
(通期で67.06億円)
営業利益2.8億円0.55億円
(通期で1.1億円)

ただし、2022年度は不採算店舗の撤退を進めるため、利益の回復は2023年度以降になる見込みです。

理由② 社長の交代

2022年8月12日に、創業者社長の一瀬邦夫氏の辞任が発表されました。

辞任後は、息子である一瀬健作氏が社長を務めます。

一見、トップ交代はネガティブに見えますが、私は社長の交代は良いシグナルと受け取っています。

なぜなら、トップが交代するということは、主な懸念事項の処理にめどがついたと考えられるためです。

実際、ここ2年間で事業売却や不採算店舗の撤退を急速に進めました。

過去2年間の懸念事項の処理
  • 不採算店舗の撤退
  • 主力事業「ペッパーランチ」の売却
  • 減損損失の計上
  • 人員削減
  • 資金調達による財務立て直し

その結果、今後の業績改善の見通しが立ってきたと思われます。

したがって、今回のトップ交代は今後の業績改善を示唆していると言えるでしょう。

理由③ 株価が8年ぶりの安値

ペッパーフードサービスの株価は2014年4月から上昇が始まりましたが、現在株価(274円)はその急騰前の株価水準です。

つまり、8年ぶりの安値ということになります。

8年ぶりの安値であれば、さすがに値ごろ感が出てきます。

また、今後さらに下落するとしても下落余地は限定的です。

ペッパーフードサービスの株価は8年ぶりの安値に沈んでいる。出典:日本経済新聞

2014年当時の売上はおよそ88億円でした。

一方、直近の売上高は150億円に達しており、売上高は約2倍に成長しています。

成長したペッパーフードサービスを2014年当時の株価で買えるのは悪くないですね。

理由④ 株価指標が割安

ペッパーフードサービスの株価指標

ペッパーフードサービスの株価は見方によっては割安です。

もっとも、直近の業績は赤字なので、株価収益率(PER)で測ることはできません。

そこで、赤字企業にも適用できる株価純資産倍率(PBR)と株価売上高倍率(PSR)で測定してみます。

ペッパーフードサービスの株価指標
  • PBR=4.73倍
  • PSR=0.70倍

PSRは割安水準

PBR 4.73倍というのは割安とは言えません。

一方、PSR 0.70倍は割安と言えるでしょう。

PSRは【時価総額÷売上高】で計算されますが、時価総額が108億円に対し、今期の売上予想155億円なので、108億÷155億で0.70倍となります。

一般的に、PSRは0.5倍以下が割安と言われるものの、ペッパーフードサービスのような小型株であれば、0.7倍でも十分割安と判断できます。

また、今後売上が回復すればさらに割安となるでしょう。

評価されるには黒字化が必要

ただし、どんなにPSRが割安でも赤字では評価されません。

少しでも黒字化し、事業継続に問題がないことを示す必要があります。

その点、本業のいきなり!ステーキ事業が黒字なのは救いです。

その他のレストラン事業などの業績が回復すれば、一定の株価上昇が期待できそうです。

理由⑤ 来期は業績回復の見込み

今後の業績見通しですが、2023年12月期は黒字転換すると予想されています。

以下は四季報の業績予想です。

決算期売上高営業利益
2022/12170億円−1.7億円
2023/12180億円3.5億円

2023年12月期の営業利益は3.5億円の黒字予想です。

黒字化に成功すれば大きな好材料となるでしょう。

さらに、数年後には営業利益が10億円程度まで回復するかもしれません。

その場合、1株利益は約15円となり、PER20倍とすれば株価300円、30倍とすれば450円まで上昇する可能性があります。

いずれにせよ、黒字回復するならペッパーフードサービスは案外「買い」かもしれません。

まとめ

ペッパーフードサービスが意外と買い時と言える5つの理由を紹介しました。

直近で株価が急落しているため、業績悪化に歯止めがかかるとすれば、悪くない株価水準まで下がっています。

2~3万円で100株買えるので、少し買っておくには面白い銘柄かと思います。

ただし、本記事では良い面をピックアップして紹介した感があります。

また別記事で懸念材料を紹介したいと思いますので、合わせて読んでもらえると嬉しいです。




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