【4月優待銘柄】伝統ある家具屋「大塚家具」の株価チャート・業績・株主優待まとめ




大塚家具は1969年創業の歴史ある家具販売企業ですが、父娘の対立から始まった「お家騒動」を発端にとして業績が急悪化し、株価が約2,500円から100円台まで下落してしまいました。

そんな”ヤバい”状況の大塚家具ですが、家電大手のヤマダ電機に買収されて立て直しを図っています。業績見通しは不透明ではありますが、家具販売に力を入れているヤマダ電機の販売力で売り上げが向上する可能性もありそうです。

今回は大塚家具の株価チャート・業績・株主優待などをまとめた上で、大塚家具を買うべきかどうか判断してみたいと思います。

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大塚家具の株価チャート

業績悪化による巨額赤字が大塚家具を蝕んでおり、5年前までは2,500円を超えていた株価は今や100円代となってしまいました。

2019年末にヤマダ電機と資本業務提携を結んだことで300円ほどまで上昇しましたが、その後は下落が続き過去最安値を更新し続けています。

一方、株価純資産倍率(PBR)は0.5倍と非常に割安な水準であり、業績の持ち直しが確認できれば上昇が期待できます。

業績が持ち直すかはヤマダ電機との協業がカギ。次の決算発表で持ち直しの兆しが見えるかどうかが重要になります。

大塚家具の業績

大塚家具の業績は3年連続の営業赤字。しかも悪化の一途を辿っており、2020年度はさらに赤字を深掘りする業績予想です。

資本業務提携を行なったヤマダ電機は家電と家具を同フロアで販売する戦略を取っており、そこで大塚家具の家具販売が伸びるかどうかが今後の注目点となるでしょう。

ただし、2021年度も新型肺炎の影響で客先が遠のき、さらに厳しい業績となる可能性もあります。

今後も赤字が継続した場合、いずれはヤマダ電機から受け取った現金が底を突き、経営破たんとなります。次の決算で赤字が減少するかどうか、そして今後も継続して改善できると判断できるかどうかが大塚家具に投資するポイントとなります。

大塚家具の株主優待

ここで、大塚家具の株主優待を見てみましょう。

大塚家具の株主優待
  • ・買い物割引券
  • ・100株保有で5%OFF、1,000株保有で7%OFF

割引系の優待はイオンなどが人気ですが、家具の割引券は使いどころに困りますね。

大塚家具の家具を買おうと決めている人にとっては良いかもしれません。

1万2千円ほどで3%割引を獲得できますので、有効活用できればかなり高い利回りとなります。

大塚家具の株主優待は金額換算できないものですので、権利落ち日でも株価が下がりにくく、獲得しやすい優待だと言えます。

大塚家具への投資「3つのポイント」

ポイント1.事業継続ができるかどうか

大塚家具の赤字は深刻であり、それは事業継続できるかどうか、あるいはこのまま破綻するのか、というところまで来ています。

大塚家具の2019年度通期決算から二つの重要な数字を引用します。

  • 営業活動によるキャッシュフロー -56.1億
  • 現金及び現金同等物の四半期末残高 58.4億円

2019年の1年間の営業活動により-56.1億円の損失となった一方、現金(および同等物)の残高が58.4億円。

仮に来年も現在の状況が続けば、現金残高が底を突き、経営破綻となる可能性が高まります。

大塚家具の決算書には経営継続が危機的状況であることを示す「継続企業の前提に関する注記」がついており、来期以降で赤字を解消できるかどうかが重要なポイントとなります。

ポイント2.他社との協業の成果

大塚家具は以下の企業と業務提携を行なっており、2020年度から本格的に業績に寄与すると予想されます。

  • 【ヤマダ電機】
    「家電住まいる館」への家具専門人員の出向、「インテリアリフォームYAMADA前橋店」への商品供給、ヤマダホームズ施工の戸建購入者への家具紹介、住宅展示場への家具・インテリアの卸販売
  • 【株式会社ハイラインズ(越境ECマーケティング)】
    アリババグループが運営する中国向け越境ECサイト「天猫国際」での販売開始、中国での寝装品販売の代理店契約を現地企業2社と締結

これらの業務提携が実を結ぶがどうかが、投資判断を行う上で重要な要素となります。

ポイント3.売上高の回復

大塚家具は四半期ごとに商品別売上高を開示していますが、2019年度の売上げ低下は深刻です。

売上げ比率の高い5カテゴリを抜粋しました。

どのカテゴリでも2〜3割の売上げ低下という結果となっています。

売り上げが回復しない限りは危機から脱出することはできませんので、決算ごとの売上高を確認し、回復が確認できるかどうかが重要なポイントとなります。

2019年度の売上高詳細は「2020年4月期 第4四半期決算短信」の「3.補足情報」で見ることができます。

商品2018年度2019年度前年比
応接家具86.8億円61.6億円70.9%
寝具90.0億円71.7億円79.7%
ダイニング67.3億円49.6億円73.7%
絨毯・カーテン33.7億円24.6億円72.9%
リビングボード19.2億円14.1億円73.2%

大塚家具は買いか?

コロナショックの影響もあり大塚家具の株価は創業以来の最安値で推移しています。

大塚家具というブランドと資本に対して現在の株価は明らかに割安であり、投資対象として検討する余地は十分にあるでしょう。

今すぐ買うのは少々危険のように思いますが、100株〜200株ずつ打診買いをしつつ、次の決算で業績改善が見られれば買うという作戦を考えています。




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