日本航空(JAL)の株主優待はいつ届く?実体験から徹底解説!!




株主優待は届くのが楽しみですが、意外にも、正確な到着日は調べても出てきません。

公式HPにも載っていませんので、到着してからはじめて分かるというのが実際のところです。

とはいえ、到着日は基本的に例年変わりません。祝祭日の影響や、地域によって若干差があるものの、せいぜい2~3日ずれる程度です。

本記事では、JALの株主優待が到着する「正確な日付」を、実体験ベースでご紹介します。

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株主優待の到着はズバリ「5月14日」

5月14日にポスト到着

私の実体験では、JALの株主優待は5月14日に到着しました。

年によっては休日の関係で2日ほど変わってくる可能性がありますが、5月14日くらいに届くと考えて良いでしょう。

また、地域によっても若干差が出る可能性があります。私は首都圏に住んでいるため、おそらく最短で届いていると思います。

使えるのは6月1日から

届くのが少し遅くなる程度であれば実質的に問題ありません。

というのも、優待が利用可能になるのは基本的に6月1日から(9月末権利確定分は12月1日から)と決まっています。

早く届いてもすぐには使えませんので、多少遅くても焦る必要はありませんよ。

管理人

利用開始日までに届かないのは異常事態です。その場合、そもそも優待の条件を満たしているか、登録住所は間違っていないかなど確認してみてください。

株主優待の利用期限

利用期限は「1年6ヶ月」

JALの株主優待には利用期限があり、基本的に1年6月に設定されています。

3月権利確定分ならば、6月1日〜翌年11月30日までが利用可能期間です。

9月権利確定分ならば、12月1日〜翌々年5月31日となります。

以下が2020年度の場合です。

2020年度株主優待の利用期限

3月権利確定:2020年6月1日〜2021年11月30日

9月権利確定:2020年12月1日〜2022年5月31日

従来の1年から延長された

もともと、株主優待の利用期限は1年間でした。

2019年5月発行分から現在の1年6ヶ月に延長され、優待の利便性が高まっています。

延長された理由は新型コロナです。2019年5月発行分は2020年5月31日が有効期限でしたが、緊急事態宣言が出ていたため、救済措置として期限が半年間延長されました。

それ以降に発行された株主優待は全て1年6ヶ月が有効期限となっています。

利用期限は1年に戻る?

利用期限の延長は一時的な措置ではなく、コロナ収束後も継続される見通しです。

期限延長の理由自体、公式HPでは「株主の皆さまのご利用機会の確保を目的として、変更いたしました。」と書かれています。

そのうち戻されるのかも知れませんが、今のところ、そのような予定は発表されていません。

JAL株主優待の優待利回り

優待の価値はおよそ「1,500円」

2021年5月現在、JAL株主優待券の価値は1枚1,500円ほどです。

金券ショップやメルカリなどで多数取引されているため、だいたいの相場は決まっています。

2019年頃は1枚5,000円は超えていましたが、新型コロナの影響で飛行機に乗る人が減り、価格崩壊が起こっています。

優待利回りは約0.7%

価格崩壊が起こったことで、優待利回りは1%未満に低下しました。

優待の価値1,500円に対し、100株およそ23万円ですので、利回りとしては約0.7%となります。

下手に売却するよりは、保有しておいて値上がりを待つか、自分で使ってしまうのが得策でしょう。

管理人

現時点では優待利回りが極端に低いため、優待目的でJAL株を買うより、メルカリや金券ショップで仕入れたほうが良さそうです。

新型コロナで価格崩壊した理由

余談ですが、新型コロナで優待価値が崩壊した理由は2つあります。

優待価値が崩壊した理由
  1. 優待が使われるのは主にお盆・GW・年末年始だが、その需要が消滅した(需要減少)
  2. 優待を使う人が減ったため、売りに出される枚数が増えた(供給増加)

相場は需要と供給の関係で決まるので、需要が減少し、供給が増えた結果、極端な値下がりが発生したのです。

とはいえ、これは一時的なものだと予想されます。新型コロナが収束に向かうにつれ、少しずつ価格が戻っていくでしょう。

まとめ

JALの株主優待について、いつ届くのかという正確な日付と、それに関連して利用期限や優待利回りなどについてご紹介しました。

私の実体験である「5月14日」に、+3日程度プラスした5月17日までには基本的に到着するでしょう。

利用を急いでいる時などの参考になれば幸いです。